8日未明、移民法案が参議院本会議で可決された。

 

山本太郎参議院議員は「(賛成する議員は)官邸の下請け、経団連の下請けだ。この国に生きる人を、低賃金競争に巻き込むのか。恥を知れ」と一括した。

 

山本太郎のこの言葉に、移民法案の本質が凝縮されていると思う。

 

人手不足というもっともらしい理由を付けても、要は介護や製造業などで外国人労働者を低賃金で働かせたいというのが業界の本音だろう。

 

そして何よりも、移民受け入れに舵を切ったことで、この国の在り方が根本的に変わるというのに、拙速に法案を可決させたことに怒りを禁じえない。

 

移民に対する社会保障や人権問題、治安などへの懸念は法案成立後に中身を詰めるそうだ。ふざけた話だ。

 

山本太郎は「賛成する者は、2度と『保守』と名乗るな!。保守と名乗るな、『保身』だ!」と自民党議員に一括した。

 

自民党議員は安倍の飼い犬であり、票のために上辺だけ保守のフリをしている。選挙で公認を外されたり、刺客を送り込まれるのを恐れて安倍に何も言えない。挙句、移民法のような壊国政策に賛成する。西田昌司なんてそのいい例だ。

 

憲法改正と言う餌を与えられて安倍政権支持を続ける産経読売や自称保守の知識人達も同様だ。保守なら移民法案や水道民営化、TPPなど新自由主義に反対する。

 

愛国の旗を掲げて壊国推進。なんの冗談かね?