まだ若い頃に、浄霊を受けてから、どのくらいの年月が経っていたか？。
一昨年？もう一年前？
酷い恐怖に家に居るのが苦痛でしかたない「心霊現象」に見舞われた。
今思えば、目と鼻の先の診療所に置いてあった「サイクリングマシーン」？というのか？診察を終え、ダイエットに夢中だったので、会計待ちの間にチャリチャリこいでいたら、看護師さんや事務員さんが、「持って帰っていいよ」「捨てようかと思ってたから」と言われ、え？いいの？ちょうどMPVという車にスッポリ乗せれるな！と、いただいてきた。
家の中に運び入れ、居間にしか置くスペースがなく、持ち運びの疲れから、適当に置いた。
ダイエット！ダイエット！いい物もらった！という思いはあるが、なかなか使わない日が続いた。
ある日、幼い息子がお休みで、昼間に二人でお風呂に入りサッパリして、居間の扉を開けたら、白い霧のようなモヤのようなのが「ブワーッ」と見えた、私は心の中で「何？これ？」と思った瞬間、息子が「ママ？白いのなんだろうね？」とポツリ言った、私は「え？Sちゃんもみえたん？白いの？」と聞き返した、息子は「真っ白が右から左に行ったね」と、確かにキッチンが左で、居間が右、そう！流れるように居間からキッチンへその白い霧のようなモヤのようなものは移動していった、、、
「不思議だねー」と、二人居間に体育座りでテレビをつけたら、今度は膝にけっこうな痛みが走った、右から左へ刃のように鋭い風が吹いた感覚でヒリヒリジンジン膝が痛かった、「え？」と思ったら、また息子が「ママ！お膝がヒリヒリ痛いよー」と、私は「え？Sちゃんも痛いの？」と聞くと「風が吹いて、お膝がヒリヒリするー」何で二人で同じこと起こるの？と、寝室に移動して旦那の帰りを待った、居間に行くのが怖かった、
旦那が帰宅し、ことのありさまを伝えながら一緒に居間に行くと、「ぶーーん」と音が聞こえ照明が消灯した、私は思わず「きゃーーっ」っと悲鳴をあげ外に飛び出した、旦那が直そうとしたようだが、交換が必要とのこと明日買ってくると言い、暗い居間でテレビを呑気にも観ている旦那だった、私は寝室で心臓をバフバフさせていた、
翌朝、旦那が4時ころに家を出るので、怖くて家に居たくなくて、息子を連れて義母宅に避難させてもらった、
旦那が帰宅するのに合わせようと、連絡を取り合い、自宅へ着いたが私の方が早かった、もう暗い時間だから車内で待っていたら、ナビが消えた「キャーー」とエンジンを切り、息子を抱え車からおりて玄関の階段で震えあがっていたら、旦那が帰宅した、旦那は新しい蛍光管を手に居間に向かった、私は電気がつくまで入らないと、玄関の階段に座ったままだった、ナビ消えてエンジンとめてる車が目の前にあってなんの気なくナビがあるら辺をみた、「なんだった？故障、だよね」と思ったら、「チカッ！チカチカッ」と光って見えた、あきらかにナビだ、そしてナビがついたまま暗い車内を照らしていた、当然「キャーー！パパ！パパーー！」叫ぶ私、旦那がでてきたので「ナビが！ナビがついたの！」旦那はこれまた呑気に配線を触ったりなんだりしてるけど「エンジン止まってるのにな？」私はなんの気なしに居間のベランダを見てしまい、また恐怖「チカチカチカ」と居間の蛍光灯が点滅して消えたのを見てしまい、もう叫ぶこともできなくなった、
睡眠薬を飲み、旦那に、あのサイクリングマシーンが来てからな気がするから、診療所の前に置いてきて！！と頼んだ、しかしパニックな私は「診療所持っていって、朝、家の前に戻ってきたらどうしょう」なんてことも頭の中でグルグルまわり、結局は眠れず、診療所開いたら引き取ってもらうことにした、
診療所が開く時間に電話をし、事情を説明し引き取りをお願いし、看護師さんが来た、「変なこと起こるん？」私はガタガタ体を震わせながら「はい、せっかくいただいたのに、ごめんなさい」と伝えたら、「今日は大型ゴミの日だから、捨ててくるね！」と聞いた、私は急に慌てて「アレも捨てなきゃ！」と家に飛び込み「猫足のドレッサー」を引きずり出し、車に乗せ、大型ゴミのシールを貼り、ゴミ置き場に向かった、
ゴミ置き場には、例のマシーンがすでに置かれていた、私はドレッサーをその横に置き、ドレッサーには「使ってあげなくてごめんね」と、マシーンには「私の家に連れてきてごめんなさい」と、何故か手を合わせた、
ドレッサーは中古品で気に入って購入したものの2〜3度しか使用していなくて、「何で私使わないんだろう？」と思っていた、マシーンは診療所の患者さんが寄付してくれた物だったが、その患者さんは亡くなってしまったと後々に聞いた、
中古品を家に入れてから起きた「怪奇現象？」は私が若い頃にもあったが、私に取り憑いてる霊たちが自分たちの存在に気づかせるために、様々な現象を私や家族に見せていたと、霊能者さんに言われ、浄霊をした後からは、そういった「心霊的な感覚」は消えていたから、免疫もなくなったので、ただただ恐怖でしかなかった、
今、唯一の「怪」と言えば、自宅居間のエアコンと、横の作業場のセンサーライト。これまた奇なりかな(；∀；)
