【13w0d】不妊治療クリニック完全卒業
本当の意味で不妊治療クリニックを卒業しました。もう13週なのでここで経過をみることは難しいです。最初にこのクリニックを受診したのは確かAMH(残像する卵子の数)を測定しにいった時なので10年程前です。そこから離婚、再婚を繰り返してプライベートで婚活もうまくいかずここにご縁があった時期は私の人生において大変だったときです。そんな中でも通い続けられたのは主治医とクリニック全体の穏やかな雰囲気が良かったからだと思います。最終診察日、内診では心臓のところが4つに分かれてるのがみえてきたね、口開けて羊水飲んでるね、など丁寧に説明してくださいました。その後、診察では夫も一緒に入りました。時間かかっちゃったしなかなか上手くいかなかったけど、まさか保険最後でうまくいくとはね〜いざ着床したらもうここまでこれて本当に良かったと思ってるよ。とおっしゃってくださいました。診察とは関係ないのですが、ずっと気になっていたことを先生にききました。先生の部屋は、四字熟語が書かれてる紙が何枚も壁に貼られています。そのことについてきいてみたところ先生「これはね、2024年のスローガンなんだよ。今年のスローガンをスタッフから募集したんだ。積極的に色々なことにチャレンジして決断するという意味だよ。」私「何枚も壁に貼ってあるからてっきり先生の好きな言葉かと思ってました」先生「これはね、僕が書いたの。その後、スタッフで字が上手という人がこれを書いたんだけど、思ったより普通でねその後、書道が得意な培養士がこれを書いて…etcこれとこれは患者さんが書いてくれたものでそのまま貼ってるんだ。あとね、廊下にも貼ってあるよ」とスタッフさんようの廊下もみせてくださいました。患者さんが書いたものを貼ってるってなんだかいいな〜と思いました診察室で私と同じような質問をされて「私も書いてみたーい」と言ってその場で付箋に書いたんだろうなと、あたたかい診察の様子が直ぐに想像つきましたスタッフさん一眼となり取り組んでいる様子も垣間見れ、そんな雰囲気の良さが患者の私にも伝わってきました。先生からは、産まれたらお手紙ちょうだい〜と言われました。私「寂しいです〜!もう来週からはここに来られないんですよね。」先生「事前に電話してもらって休憩時間に産まれた子供をみせに行くこともできるよ!」ということでした。最後に私と夫、先生と握手をしました。そして、診察室をでる際には先生からは「行ってらっしゃーい!」と声を掛けられてここで泣きそうになってしまいました「行ってきまーす!」と元気よく返しましたが、妊娠した実感がまた強く出てきました。このことを思い出して帰りの電車内でうっすら涙が出てきました。本当に卒業したんだな、、と。痛みに弱い、考え込んでしまいメンタルも強くない私はこの先生でなければ妊娠はできなかったと思います。とても感謝しています。