元箱根にある精進池一帯には

石仏・石塔が点在する

静かな歴史鑑賞スポット

 

 

 

元箱根 精進池畔に立つ

石仏群と歴史館が起点。

 

 

 

石仏群と歴史館

~保存整備記念館~

観覧無料

年中無休

開館時間 10:00~16:00

展示室・トイレ・無料駐車場(乗用車35台・大型バス2台)

 

 

建物の中から

精進池を眺めることが可能

 

 

 

 

 

 

 

館内は展示室になっていて

開館時間中は誰でも無料で観覧可能。

 

 

 

展示は一部石仏もありましたが

 

 

 

そのほとんどはパネル展示

 

 

 

石仏・石塔群のエリアマップ

 

 

 

展示の中に

歴史散策おすすめコースの紹介

①「温泉の道」コース

石仏・石塔群~芦之湯温泉

 

 

②「信仰の道」コース

石仏・石塔群~箱根神社

頼朝の信仰の道

 

 

③「杉並木・石畳」コース

甘酒茶屋~賽の河原~箱根関所

箱根八里の道

 

 

 

④「湖畔の道」コース

箱根関所~箱根宿~箱根峠

宿場の道・関所の道

 

 

 

⑤「時代をつなぐ道」

お玉ヶ池ハイキングコース

石仏群~お玉ヶ池~箱根旧街道

 

 

 

各コースを説明したパンフレットは

1枚20円にて提供されていました。

20円は史跡保存に活用されるとのこと。

 

 

箱根の七つの湯治場を絵図と文章で紹介する

いわば箱根初のガイドブックと言える書

『七湯の枝折(しおり)』より

元賽の河原の図の写し

 

 

 

歴史館の前の周辺案内図を元に

石仏・石塔群をお散歩

 

 

 

石仏群と歴史館の前の

精進池

画像中央の山は

箱根神社元宮がある

箱根駒ケ岳

 

 

年にもよりますが

1月の精進池は、凍ります。

 

 

 

精進池畔の遊歩道

冬は葉っぱが落ちていて

見通しが良くて明るい散歩道に

 

 

 

足元の道標

 

 

 

見やすい道案内

 

 

 

六道地蔵に向かうための

国道1号線をくぐるトンネル

人を感知すると点灯する照明付き

 

 

 

階段をひと登りすると・・・

 

 

 

賽の河原(さいのかわら)と

地蔵堂(覆屋)

 

 

 

賽の河原らしく

石積みがあちこちに。

 

 

 

 

 

 

 

地蔵堂を覗いてみる

 

 

 

蓮華座を除く像高は3.15m

磨崖仏(まがいぶつ)の

地蔵菩薩坐像としては

国内最大級とのこと。

 

 

 

国指定重要文化財

元箱根磨崖仏

俗称:六道地蔵

「六道地蔵」の名のいわれは

はっきりしないそうですが、

死後の世界「六道」を巡って、

そこで苦しむ衆生

(しゅじょう=生きとし生けるもの)を

救ってくれる存在であると

信じられたことから名づけられたとの説も。

 

発掘調査で確認された

室町時代の建物の痕跡に基づいて復元された

覆屋の後ろをみると

そびえたつ巨岩を掘ったことが

良くわかります。

 

 

 

トンネルを戻ると分岐付近に

八百比丘尼の墓

(やおびくにのはか)

「八百比丘尼」は若狭国(今の福井県)で

八百歳の長寿を得た伝説上の女性。

 

 

遊歩道の先へ。

 

 

 

 

地蔵菩薩3体を刻んだ磨崖仏が

道のわきにひっそりと。

 

 

応長元年(1311年)の銘を

持つことから名づけられた

応長地蔵

右端の2体の

小さなお地蔵さまがかわいい。

 

 

精進池をぐるっと一周する

西側遊歩道へは・・・

 

 

イノシシが出るとのことで

通行止め

 

 

 

銘のある塔としては

関東では現存する最古のもの

国指定重要文化財

石造宝篋印塔

俗称:多田満仲の墓

宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、

「宝篋印陀羅尼(ほうきょういんだらに)」というお経を納めた塔。

銘文から永仁四年(1296年)に

大和国の石工「大蔵安氏」により造塔され、

正安二年(1300年)に

鎌倉極楽寺を開山した

忍性(良観)上人により

供養が行われたことがわかるそうです。

 

 

石仏・石塔群の中でも

一番魅力的だったスポット

二十五菩薩の記事に続く

 

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