お伊勢さん 観光案内人 
外宮参拝 昼食付プラン



お伊勢さん観光案内人のガイドプランは…外宮もあります!
こちらは外宮の入口です。すっきりとした晴天に恵まれました
 



内宮の早朝参拝プランのあと、外宮へ移動して「御饌丼(みけどん)昼食付プラン」に参加
 
  
集合時間に集合場所に行ってみると・・・今回も他に参加者なし
「内宮早朝参拝プラン」に続き、プライベート・ツアーになりました


入口で、外宮の概要についてレクチャー
 


内宮のときの案内人と同様に、時折、ファイルの資料を用いながらの説明で、理解度UP
 


「清盛楠(きよもりくす)」
 


手水舎(てみずしゃ)で、手と口を清めました
 



外宮の第一鳥居
 


榊がついていて、「ここからが神域」と言っています。
 


伊勢神宮の「灯籠」は、石ではなくすべて木で出来ているそうです
 
灯籠も作りかえられていてキレイでした 


第二鳥居
  
 


 


外宮の神楽殿
 



いよいよ正宮です。
 



豊受大御神(とようけのおおみかみ)が祀られている豊受大神宮【外宮】の御正殿への入口。
「外玉垣南御門」
 


 

 
 

ひとつ内側の「内玉垣南御門」
 
ちなみにこちらは2013年の式年遷宮でお役目をおえられた建物です。


新しく神様がご鎮座されている御正殿はこちら。
天照大御神様の御饌(みけ)=神々のお食事  を司る豊受大御神(とようけのおおみかみ)様をお祀りしています。
このことから衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。
 



内宮と同じく、板垣南御門から先は撮影禁止の神聖な場所
 
 内宮よりも外玉垣南御門が参道より近く、あっというまの参拝でした。


建物の構造を観察してみると・・・
鰹木(かつおぎ)が5本と奇数でした
 


こちらは内宮の建物。6本と偶数
 
  
 

外宮の千木。切り口が垂直なのと、風穴が2つ!
  
 

内宮の千木。切り口は地面に水平で、風穴は2つ半




「三ツ石」
近年のパワースポットブームで、雑誌に取り上げられたそうで、この石に手をかざすとぬくもりを感じ、運気が・・・・・・・・などとうたわれ、実際この日もしめ縄でかこまれたところから手を伸ばして石に手をかざしている人々が
しめ縄の中は「神聖な場所」の意なので、手を超えることは許されないとのことです。
ちなみにこの三ツ石は、「祓所(はらえど)=祓い清める場所」とのことでした。
式年遷宮の前夜にお供え物をおはらいする場所だそうです。
 
  


「風宮(かぜのみや)」風の神様をお祀りする神社
 



ガイドさんが「ここへきて立って見上げてください」と言われたのでそのようにすると・・・

「風宮」の屋根の中央から、一本まっすぐな木が伸びているような図に
 



「土宮(つちのみや)」 
 



 


 



「下御井神社(しものみいじんじゃ)」
小さな社殿の中には清らかな水をたたえる御井戸があるそうです。
 


伊勢の水源の森
手つかずの・・・というより神聖な水源なので手をつけてはいけない森だそうです。
人であふれる参道から離れたこの場所は、とても静かで、ひんやりとした空気に、身が引き締まりました
 


まっすぐに伸びた杉
 


木でできたものだけを「賽銭箱」と呼ぶそうです。
ちなみに伊勢神宮の正宮には「賽銭箱」が一切ありません
神宮の祭儀を主宰するのは天皇陛下であることから、天皇陛下以外のお供えは私幣禁断といって許されませんでした。
そのため今も内宮・外宮には賽銭箱がなく、その代り白い布で覆われた場所が用意されています
 



九十八段の石段をあがっていくと・・・
 


お社が見えてきます




「多賀宮(たかのみや)」です。
 



豊受大御神荒魂(とようけのおおみかみのあらみたま)が祀られています。
内宮と同じく、個人的なお願い事はこちらでするとのことで、石段まで並んでいました。
 


横からでもお参りができました。その場合は、並んでいる列の横から案内されます。
 



 


建物について素人ですが、美しいと感じました
 



前回の遷宮までお社が建っていた敷地「古殿地」
 


亀石   頭側の図
 


亀石   尾側の図
 



忌火屋殿(いみびやでん) 神様のお食事を調理する場所
 



「御饌殿(みけでん)」
忌火屋殿で調理された神様へのお食事を、神様にお供えする所。
見えているのは式年遷宮前の旧殿。画像右奥(見えませんが )が新しくなった御饌殿。
 


御厩(みうまや)
 
お会いすることができませんでした。


一般車駐車場へと続く参道の鳥居
 
 
 

擬宝珠(ぎぼし)という言葉やついている理由、また刻印などを今回初めて知ることができました
 


ガイドツアーは、外宮の敷地を出て、伊勢市内の街中へ。
 


「神路道(かみじどおり)」を歩きました。
 


 



ところどころに「芭蕉の句」が
 


のどかです
 
 

途中よく目にしたのがお飾り
伊勢ではお正月を過ぎてもほぼ一年中飾っているそうです!
 
 

木の札は、デザインは違えど、多くの家が「門」とか「笑門」の札つきでした。
「笑う門には福来る」ですね
 


御師=遠方の伊勢神宮参拝客のために用意していた宿の跡



神路道途中にあった「厚生小学校」
アテネオリンピックでマラソンの金メダリスト・野口みずき選手の出身校だそうです
 
 

外宮のガイドツアーの最終目的地「月夜見宮」へつきました。
 
 
 

 
 

手水舎で清めてから・・・
 



参拝
 


月夜見宮(つきよみのみや)
天照大御神の弟神の「月夜見尊」が祀られています。
 

新御敷地=これから新しいお社が立つ場所

 


高河原神社(たかがわらじんじゃ)
 


月夜見尊御魂(つきよみのみことのみたま)が祀られ、賽銭箱も置かれています。
 
 

こちらも新御敷地=これから新しいお社が立つ場所 が!
 
 

大楠 樹齢1200年だそうです
 
 


 
 
自然のパワーがみなぎっている感じがしました

参拝客の喧騒もなく、静かな参拝をすることができました。

観光案内人のかたに教えていただかなければわからなかったことや場所を知ることができ、有意義で充実した伊勢神宮参拝をすることができました


素晴らしい案内をありがとうございました
 


「昼食付プラン」でしたので、昼食は後日UPします