【2020.4.27北日本新聞より】
公園利用は自己判断・自己管理の範疇だけれども、
わたしは、家族のことを包括的に考えて、子どもを公園に連れていくことは極力避けている。
そんな家庭は、たくさんあると思う。
車の中から公園が見えると、子どもが、
「どうしてぼくは公園に行けないの?」
「今日は晴れてるのに、なんで公園に行けないの?」
「何したら公園に行けるの?」
と聞いてくるたびに、ぐっと悔しい気持ちをこらえて、子どもに説明を続けている。
でも、彼のリアクションを見る限り、全然納得していない。そりゃそうだ。
保育園の登園自粛前に、保育士さんが、
「あなたのお父さんは、いちばんがんばってコロナウイルスをやっつけてくれてるよ」
と、子どもに話してくださっていて、
わたしは、いろいろこみ上げてきて、本当はその場で泣きそうになった。でも、やせ我慢して車の中で泣いた。
そして。
在宅勤務になって、とにかく24時間わけがわからなくて、
生活と仕事をどうやって回せばいいのか考えるだけで精一杯!
家のことと子どものことに夢中になってたら、iPhoneのメールとLINEの未読件数がすごいことになってた。
もういいや、メールもLINEも。今は優先順位が低い。
1番は、家族の安全。
2番は、仕事の遂行。
3番は、自分の健康。
とりあえず、富山市さんが公園にこの対応をとったおかげで、
子どもへの正当な説明責任が果たせそうでよかった。
子どもだって、理解能力は多少ある。
理由もわからず「行かない」「使えない」「コロナがいるからね」なんて言われただけじゃ納得しないもの。
わたしも、全然十分に説明できなかった。
だって、どんなに説明したって、公園利用している人がそこにいるもん。
「公園で遊んでる人がいるのに、なんでぼくは行けないの?どうしたら行けるの?」
この言葉は、しばらく封印できそう。よかった。