そんなツーリスティックな運賃を払いたくないとか、朝じゃなくって午後や夕方にムーサを出発したいんだよっていう人には、ペトラのあるマアーン県の県都、マアーンを経由することでアーディな方法で行けます。
![アーディで行こう-ムーサマアンバスサボ1](https://stat.ameba.jp/user_images/20091215/09/aadydeiko/3e/57/j/o0300011110341500018.jpg?caw=800)
![アーディで行こう-ムーサマアンバスサボ2](https://stat.ameba.jp/user_images/20091215/09/aadydeiko/68/25/j/o0300014010341500017.jpg?caw=800)
![アーディで行こう-マアーンターミナル](https://stat.ameba.jp/user_images/20091215/09/aadydeiko/6d/2a/j/o0300022510341501125.jpg?caw=800)
ここにはマイクロバスとセルビスがわりと頻繁に走っています。ムーサのムジャンマに行けば、たいていマアーン行きを待っている人がいますので、そこで次の発車の情報収集をしましょう。2004年くらいにマアーンの手前に大学(アルフセイン・ビン・タラール大学)ができ、ムーサから通っている人もたくさんいます。朝6時~9時くらいまでは30分~1時間に1本くらいバスが出ます(それくらい乗客が集まるということです) それ以降は、2、3時間に1本といったところでしょうか。運賃は0.5JD、所要時間は40分くらいです。
この路線のマイクロバスには全く英語表記がありません。側面の行き先表示は、右上のような、アラビア語初心者でも読みやすいものと、右中のような達筆書体のものとがあります。
時間がないという人は、迷わずセルビスにしましょう。定員は4人ですので、それだけ早く発車できます。運賃は1JDです(1.5JDというかもしれません)セルビスは途中乗降がほとんどないので、30分で着いてしまいます。
バスもセルビスも、マアーンのムジャンマ(写真右)に着きます。ここからアンマン行きもアカバ行きも出ています。写真右端のカフェ前がアカバ行き、中央のホームがアンマンorザルカ行き、左端奥の斜めになったホームがワディ・ムーサorショーバック行きのバス乗り場です。
![アーディで行こう-デザートハイウェイ](https://stat.ameba.jp/user_images/20091107/09/aadydeiko/43/7f/j/o0300019910299007335.jpg?caw=800)
![アーディで行こう-マアーンアカババスサボ](https://stat.ameba.jp/user_images/20091215/09/aadydeiko/5b/ef/j/o0300012810341501123.jpg?caw=800)
マアーン~アカバالعقبة行きマイクロバスは30分~1時間に1本は出ています。ここにはセルビスはありません。運賃は1.3JD。ラムに行くといえば、前項地図左上のアッラシッディーエالرشدية村のラム入口交差点で降ろしてくれます。所要時間は1時間弱です。
なお、このバスに逆方向アッラシッディーエ村からマアーンへ乗るのは、かなり難しいです。というのは、アカバ発のマアーン行きでは、アッラシッディーエまでに降りる客がまず乗らないので、満席のままだからです。右の写真が、ラム入口のアンマン方向車線のバス乗り場。といってもなんにもありませんが。ちょうどマアーン行きが通過するところです。
マアーン~アカバのバスは10台以上ありますが、エアコンが動いている新しい車はごく少数で、中には車齢20年といった老兵もいます。側面表記が右写真のようにぶっ飛んでいるものもいますが、もちろんアブドゥッラー国王の操縦で音速で走るわけはありません。まあ、彼はそういう冗談が好きで、かつてはよく変装して国民の様子を見に出かけていたそうですが。