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認知症を考える

認知症を考える

自我とは、分かりやすく言えば自分という存在を認識することです。
生まれたばかりの赤ちゃんは自分と他人の区別がつきませんが、お母さんと接する中で
他者の存在を知り、その結果自分の存在を認めます。それが自我の獲得です。
それと逆の現象が症状として現れますので、恐ろしいことです。

まず、認知症にとって物忘れは、初期の段階、もしくは発症前に兆候として表れ、
その後も継続して続く症状です。