来年改選を迎える、自民党の田村耕太郎参院議員が18日、党本部に離党届を提出した。田村氏は都内で記者会見し、離党の理由や今後の所属政党を聞かれたが、問答はかみ合わずに、不可解な雰囲気で終了。複数の関係者によると、現時点では来年の参院選に、民主党から全国比例で出馬することが濃厚という。自民党が野党転落後、現職議員では初の離党者。民主党の小沢一郎幹事長による切り崩しが始まったとの見方から、自民党内には動揺が広がった。
「今の自民党は私の理想とするところからかけ離れ、時代の大転換の時に変わろうとしない党のやり方には従うことができません」。記者会見の冒頭、威勢良く「離党声明」を読み上げた田村氏。しかしその後は「?」の空気が会見場を覆った。
自身が掲げる経済政策を「一番正しい」と熱く語ったが、党の執行部の評価や、具体的に何がダメだったのか?を聞かれると「ご想像にお任せする」。次期参院選は「無所属で鳥取から出る覚悟」としながら「あらゆる可能性を検討したい。そのためには(他党の)誰とでも会う」とも語った。
個性的なセンスで、永田町のファッションリーダー的地位を確立した田村氏。趣味がキックボクシングやラテンダンスと幅広く、ブログやツイッターを使いこなすことでも知られる。田村氏は「県連青年部が、私がブログで書いたことに対し文書で謝罪を求めてきたこと」を、ひとつのきっかけとして「一緒に戦うことはできない」と話した。
とりあえず、自民党には愛想が尽きたという気持ちだけは伝わってきた記者会見。田村氏は「党を捨てた」との批判にも「何言われたっていいです。構いません」。会談したことをツイッターでつぶやいていたという、みんなの党の渡辺喜美代表(57)との合流についても質問を受けたが、関係者によると、現時点で濃厚なのは、民主党の全国比例での出馬という。
田村氏は、義父が社主を務める鳥取県の地元紙「新日本海新聞社」編集局長などを経て、02年の参院補選で無所属で初当選。自民党入りし、04年に再選。民主党の小沢一郎幹事長が、すでに田村氏の親族と会談したとの情報がある。
93年の衆院選で下野した後も、自民党からは大量の離党者が出た。自民党執行部の1人は「小沢氏による切り崩しが始まったのでは」と警戒。大島理森幹事長は記者会見で「規律維持の観点から看過しがたい」と除名処分を示唆。一方で民主党のある議員は「これが始まり。これから、ボロボロこっちに来る」と指摘していた。
田村さん、自分の掲げる経済政策を「一番正しい」と思うなら、党の執行部の評価や、
具体的に何がダメだったのかを聞かれ、政治家さんなのに
「ご想像にお任せする」はないでしょう~!
それに、田村氏の離党届提出を受け、鳥取市西町の自民党県連で記者会見した山根幹事長が
「支援を求めておきながら一言もあいさつなく、自分勝手に辞めるとは」と怒っている~
山根幹事長によると、県連は参院選に向けて6月に立候補予定者を公募したが応募が1人もなく、田村氏の意向を踏まえて11月に公認を申請していた。離党について「電話1本もらっていない」といい「こんなことになるとは夢にも思っていなかった。党のダメージは大きく、選び違えたということで責任を感じている」。
選挙が迫る中で現職の立候補予定者が離党してしまう非常事態。田村氏は無所属で出馬する意向だが、推薦の可能性は「心が狭いので無理」とし、独自候補の擁立を明言。支部などに設置している田村氏の看板も撤去するという。同党の石破茂、赤沢亮正両衆院議員や県連幹部らと対応を協議し、年明けにも公募などで人選を始めるが、「目星はついていない。全くの白紙」と厳しい表情を浮かべた。
やめ方も酷いみたいだし、政治家さんとしても人としてもどうかと思うわ~
だけど、今更民主党さんに?「隣の芝生は青く見える」のですかね~?!
もし?、民主党さんに入るなら「ご想像にお任せするではなく」、自民党さんの経済対策の
パクリばかりしている民主党さんのどこに経済対策やらひかれる部分があるのかも教えて欲しいわ~!
しかし、自分が一番正しいと思うところなんかは、鳩山さんに少し似てたりして?!
だけど、田村さんが民主党さんに入れば、参院でも過半数を確保するみたいだから、
やりたい放題すき放題出来るかもね~
来年の通常国会では、小沢さんは外国人参政権を提出し、党員なら反対の人でも
賛成すべきだと言っているし~怖い話やな?!
でも、愛党精神のない?人は、出て行きたい人は出て行けばいいんじゃないの~
「小沢先生の恩を忘れやがって!」 小沢秘書、初公判
…ソウルで急死した議員の追及通りの話が展開
小沢先生の恩を忘れやがって」「もう奥座敷には入れさせない」。18日に開かれた小沢民主党幹事長側への違法金事件の初公判。検察側は冒頭陳述で公設第1秘書、大久保隆規被告(48)が公共工事の「天の声」を背景に、ゼネコン側を恫喝して献金要求を繰り返していた実態を詳細に明らかにした。一方、弁護側は「不当捜査」と非難した上、「天の声」を強く否定した。総選挙を控えた微妙な時期での捜査着手で「国策捜査」との批判も出た注目の事件は、予想通り検察側、弁護側が鋭く対立する形で幕を開けた。
検察側は「本来業者間の談合だけで決める『本命』について、小沢事務所の決定力が揺るぎないものになった」という東北地方の公共工事の仕切り役だった大手ゼネコン東北支店幹部の供述調書を読み上げ、天の声の実態を指摘した。
検察側の冒頭陳述によると、大久保被告は平成14年ごろ、別の大手ゼネコンの東北副支店長に同社施工のビル1室の購入斡旋を断られた際、「もうだめです。奥座敷には入れさせません」と談合からの排除を言い渡した。 同社は同年中、岩手県発注工事を受注できなかった。
ところが15年には、後任の副支店長に「人も替わったし、関係修復したい」と持ちかけ、下請け企業も含めた同社の献金額を500万円から2000万円に増額するよう要求。「協力していただけるならまた土俵に上がっていただく」と話し、実際に献金は増額された。
検察側は、さらに供述調書で大久保被告の“悪質性”を強調。西松東北支店の談合担当者は、16年の参院選で小沢氏の秘書だった元衆院議員が小沢氏側の対抗馬を支援した際、大久保被告に「小沢先生の恩を忘れやがって。西松も向こうにつくんじゃねぇだろうな」と脅されたという。
西松が18年3月に胆沢ダム(岩手県奥州市)工事を受注した直後には、大久保被告は選挙応援に消極的だった西松を厳しく批判。盛岡営業所長に「最近、西松は協力的じゃねえ。おたくらが取った胆沢ダムは小沢ダムだ。そのことを忘れないで協力してくれないと困るよ」と言ったという。
検察側は小沢氏側が「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」を西松のダミーだと認識していたことを示す立証にも力を入れた。
18年10月には、大久保被告が西松幹部と打ち合わせする際、部下の私設秘書から「西松で1300→内訳新政治問題研究会 未来産業研究会」などと記したメモを受け取っていたという。検察側は小沢氏の経理担当だった私設秘書の「2つの団体からの寄付は西松建設からの寄付そのものだと思っていた」との供述調書も読み上げた。
弁護側も冒頭陳述を行い「被告が受注者決定にあたり、いつ、いかなる行為を行ったのか具体的な供述は一切ない」と主張し、天の声の存在を強く否定。「談合は民間企業間の行為であって、部外者である国会議員 秘書が介在する余地などなかった」と訴えた。ダミーとされる両団体についても、15年暮れごろ、西松幹部から「ちゃんと届け出もされている政治団体」との説明を受け、「西松に関係する政治団体との認識はあったものの、西松とは別個の政治団体だと認識していた」と主張した。
元秘書さん、他人さんに「小沢先生の恩を忘れやがって!」と言うくらいだから、
最後まで小沢さんを守るんでしょうね~?
しかし、元秘書さんがテレビで「氷山の一角だ」~と胸を張ってきっぱり言っていたけれど、
私は犯罪者だ~と言っているのと同じですね~
そいえば、小沢さんも、「この程度の事で起訴されるなんて聞いた事ない」~とか言っていたし
やはり「同じ穴の狢」だね~