
9月26日に録画していて、見れていなかった番組だ。
ハーバード大学マイケル・サンデル教授がインターネット中継で、日米中の若者たちに向けて難問を投げかけて、白熱した議論を繰り広げた。
今回のテーマはテロ。今年は、911・同時多発テロから10年を迎える。いまだに世界各地でテロの恐怖が消えることはありません。テロに立ち向かうときに、避けて通ることの出来ない究極の選択をサンデル教授が学生に迫っていきます。
僕自身、今回のトピックは9月11日にかけて首都ワシントンDCにいて、厳戒態勢が引かれており、観光で写真を撮ろうとしたところ、セキュリティが(本当に)あらわれて、銃を突き付けられ囲まれた経験がある。(2M以上の黒人のセキュリティに囲まれたら驚きます!「え、冗談でしょ???」)
アメリカ政府によるオサマ・ビンラディンの殺害は正当化されるのでしょうか。
自爆テロを目的としてハイジャックされた旅客機を、無実の乗客を犠牲にして撃墜することは許されるのでしょうか。
無差別大量殺人を行うテロリストを処刑することは道徳的に認められるのでしょうか。
今回は、個々のケースをアニメーションという形で紹介して、学生にディスカスさせていく。
罪なき人々を死に追いやるテロに、どう向き合っていけばいいのか、現代の難問中の難問というべきテロリズムとその背後にある生死の倫理を追及していく、興味深い番組だった!
