ザ・トヨタウェイ ジェフリー・K・ライカー著
The Toyota Way
14ManagementPronciples from
the World's Greatest Manufacturer
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サマリー(アマゾンより引用)
2004年3月期の連結決算(米国会計基準)で日本企業として初めて純利益が1兆円を突破したのがトヨタ自動車。世界の製造業をリードするその秘密を日本車研究のメッカ、 ミシガン大学教授でトヨタ研究のナンバーワン教授が詳細に分析したトヨタ論の決定版。上巻はトヨタ生産方式を支える原理原則であるトヨタウェイに焦点を当てる。
第1部 世界最高の力を有するトヨタウェイ
1:卓越した製造力を戦略的武器として使うトヨタウェイ
2:トヨタはいかにして世界最強のメーカーになったか
―豊田家とトヨタ生産システムの物語
3:トヨタ生産システムの真髄、ムダ取り
4:トヨタウェイの14原則
―TPSの背後にあるカルチャーの概要
①短期的財務目標を犠牲にしても長期的な考えで経営判断する
②淀みのない流れをつくって、問題を表面化させる
③プルシステムを利用して、つくり過ぎのムダを防ぐ
④生産量を平準化する(ヘイジュンカ)
⑤問題を解決するためにラインを止め、品質を最初からつくり込むカルチャーを定 着させる
⑥標準化作業が絶え間ない改善と従業員の自主活動の土台になる
⑦すべての問題を顕在化させるために目で見る管理を使う
⑧技術を使うなら、実績があり、枯れた、人や工程に役立つ技術だけを利用する
⑨仕事をよく理解し、思想を実行し、他人に教えるリーダーを育成する
⑩会社の考え方に従う卓越した人とチームを育成する
⑪パートナーや部品メーカーの社外ネットワークを尊重し、改善するのを助ける
⑫現地現物を徹底的に理解するように自分の目で確かめる
⑬意思決定はじっくりコンセンサスを得ながら、あらゆる選択肢を十分に検討するが、実行は素早く行う(根回し)
⑭執拗な反省と絶え間ない改善により学習する組織になる
第3部 トヨタウェイをあなたの会社に適用する
トヨタウェイで設計、サービス組織を変革する方法
トヨタウェイを手本に、自分たちのリーンな学習する企業をつくりあげる
①技術システムでの行動から初めて、すぐにカルチャー変革に取り組む
②まずやってみて、次に教育して学びとる
③仕組みとしてのリーンの例を示し、「行ってみる」
④将来の状態のビジョンを作り、「見て学ぶ」ために価値の流れ図を使う
⑤改善ワークショップで素早い変化を教え、実行する
⑥価値の流れに沿って組織を作る
⑦強制する
⑧危機はリーン活動の契機にはなるが、企業全体の転換に必ずしも必要ではない。
⑨大きな財務効果が出ることを楽観的にみること。
⑩価値の流れの視点に評価指標を合わせる。
⑪自分たちのやり方で、自社のツールを作る。
⑫リーン・リーダーを育成するために人を 採用し、世代交代の仕組みを作る。
⑬教育と早期に結果を出すのに専門家を使う。
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