母の声を聞きたくて、母が恋しくて、辛いとわかっているのに過去の動画を見てしまう。
息子が産まれてからは写真も動画もたくさん撮るようになって、だから母の声もたくさん残っている。
小さい時から慣れ親しんだ、誰よりも優しい母の声。
でもやっぱり見た後には涙がとまらなくなって、寂しいから見たはずなのに、見る前よりもさらに寂しくなっている。
寂しくなって母とのLINEを見返す。
当たり前に続いていくと思っていた連絡。
日々の些細なことや、楽しかったことの共有やお互いの心配など、優しい言葉が溢れた母との履歴。
でももう返事が返ってくることはない。
こないだまでそばにいたのに。
連絡すればすぐ返信が来たのに。
今はどこにもいない。
大好きなお母さん。
いつか涙が減ってくるのかな。
お母さんがいないことが当たり前になってしまうのかな。
3歳の息子はいつまでばあばを覚えていられるかな。
考えても哀しい。
考えなくても哀しい。
母のいなくなったこの世界は堂々巡りだ。
哀しくて淋しい今の状態はとても辛いけれど、今感じている哀しみが癒えた時には、私の中から母がいた名残が消えてしまうな気がして辛い。
四十九日が近づいてくる。