遅ればせながら、122首感想です。
待ちに待った1ヶ月ぶりのちはやふる!
まず第一の感想は…
太一に推し変しそうになった!(´Д` )
太一、かっこよすぎだよ!!
私は新ひとすじのはずが、時折出てくる太一の男前っぷりには気持ちが傾きそうになります。
(千早の気持ちまで傾かないことを祈る…)
それでは以下、ネタバレ有感想です。
◆名人の見る世界
千早VS周防名人続き。
感じの良さが災いし、完全に周防名人のペースに飲まれてしまった千早。
このままじゃいけないと我に返り、考えます。
自分は周防名人になりきろうとした時、何を考えたか?
なりきり周防名人のエピソードがここに来て生きてきましたね。
あの時は結構あっさり終わった印象だったのであれ?という感じだったのですが、やっぱり無駄な伏線はありませんでした。
目をつぶっていても取れるくらいの気持ちで、全神経を耳だけに集中させる。
そうすることで周防名人の動きにつられることなく、少しずつ自分のペースを取り戻してきた千早。
それを見ていた須藤さんや読手さんも、ミンチにされてもめげない千早に驚嘆の表情。
結果的には大差で負けてしまいましたが、最後まで諦めることなく周防名人に向かっていくことができた千早でした。
◆ダークサイド周防
前述の通り、大敗はしたもののポジティブな感じで終わったかのように見えた周防名人戦。
しかし、ここで突如、周防名人のダークサイドな一面が垣間見えました。
千早との対戦終了後、おもむろに笑い出した周防名人。
「君おもしろいね かわいくて 前向きで へこたれなくて 友達も彼氏もいて クイーンにもなりたいの?」
そして千早を見下ろすような形で、氷のように冷酷な言葉を浴びせかけます。
「なれないよ」
このシーン、とても衝撃的でした。
これまでにも新に「君を見てもテンション上がらない」と言ったりしていましたが、それは名人なりの辛辣な意見なんだと思っていました。
しかしこの言葉の真意は、「まっすぐな子って曲げたくなる」という完全なる悪意だったわけですから。
千早が帰りの電車で涙するシーンは本当に可哀想だった。
普段なら「そんなことないもん!!」ってなりそうなところなのに、自分が大切にしてきた夢を否定されたことが相当ショックだったのでしょう。
ましてや自分が目標とするクイーンと対になる立場の人間、現名人との圧倒的実力差を痛感した後だったから尚更。
ここ最近はコミカル周防が多かっただけに、その落差に衝撃を受けました。
周防名人好きだったから余計に…
確かに登場初期の印象は、「テンション上がらない」「5連覇して引退する」と言ったり、闇の部分が垣間見える人ではありました。
ただ、それは強すぎるが故の孤独が所以だと思っていたのです。
しかし今回の様子を見ると、もっと深い何かがありそうですよね。
ちはやふるのベースにあるのは性善説、というのが私の考えなので、いずれ周防名人フォローのエピソードが出てくるのではないかと思います。
まっすぐな人を曲げたくなったり、自分で呼んだくせに別れ際に「もう来んな」と言って遠ざけようとしたりするのは、まっすぐな人間に対するコンプレックスゆえではないかと。
何故そんな歪んだ性格になってしまったのか?
そもそも何故周防名人はかるたを始めたのか?
ますます気になる周防名人の素顔とそのルーツ。
次号で多少明らかになるのでしょうか?
ちょっともやもやの残る周防名人編でした。
唯一よかったと思えたのは、新に「テンション上がらない」と言ったのも同じ理由だったのではないかと考えられること。
そう考えると、あの発言は新の実力を全否定したわけではないということでちょっと安心しました。
◆太一が男前すぎる件
冒頭でも書いた通り、今回はとにかく太一がかっこよかった!
千早との対戦後の周防名人を捕まえ、一戦申込む太一。
しかし、彼氏発言を根に持っている周防名人は「やだよ やる義理ない。ていうか 君は憎い」と一蹴。
(君は憎い、ってどんだけ根に持ってるんだと笑)
しかし、そんなことは想定内とでも言うように、すかさずとらやの菓子折を差し出します。
菓子折を前にあっさり折れる周防名人。笑
これには大学生たちも驚く。
高2にして出世を予感させる男、太一。さすがです。笑
試合前、太一は周防名人に、なぜ千早にあんなことを言ったのか?と問います。
すると周防名人からまさかの言葉。
「まっすぐな子って曲げたくなる」
その言葉に太一がブチ切れる!
「試合で曲がらなかったやつを言葉で曲げないでくれ」!!
いやぁぁぁこの時の太一、本当にかっこよかった!!
千早を守るため、10歳近くも年上の相手、しかもかるた界の頂点に立つ現名人に向かっていくなんて。
太一の言葉に、その場にいた大学生たちも驚いた様子。
当然千早にも聞こえていたはずですが、千早はどう思ったのでしょう?
千早の表情が描かれていなかったのでとても気になりました。
私だったら即ノックアウトだわ…w
結局、太一VS周防名人戦は0-14で周防名人勝利。(やはり狙った枚数らしい)
しかし、周防名人相手に一度もお手つきをせず、きっちり25枚取らせた太一。
そんなのいつぶりだろう、と読手さんも驚きます。
そんな太一を見つめる千早。
このところ、千早が太一を見るシーンが増えてきているのが気になります。
これまで千早にとって太一はずっと、“まだまだ負けてられない”相手でした。
そんな風に若干見くびっていたとも言える太一が、目を見張るほどの成長を見せている。
さらには今回のように、太一がいつも自分のことを支え、守ってくれていたことに気付く。
これって、人の恋愛感情を左右するのに十分すぎる要素だと思うのです。
さすがに千早が新への気持ちを完全に自覚した以上、今更それが覆ることはないと信じているのですが…
最後までどうなるか分からないと言われているようですごくやきもきします。
◆前言撤回
もう一つの太一の印象的なシーン。
「忘れ物をした」と一人周防名人の元に戻り、感想戦を申込む太一。
(この太一の行動には若干の違和感。君は落ち込んでいる千早をちゃんと送り届けるべきではないのか?)
ここでも周防名人は「君は憎い」と一蹴しますが(本当どんだけ根に持ってるんだと思いますが笑)、またも太一、周防名人の上を行きます。
「ほんとは彼女じゃないんです 虚勢張りました すみません」
嘘をついたことを潔く認め、素直に謝ります。
彼女発言の時は正直ちょっと引きましたが、素直に謝ったことは好感が持てました。
おかげで周防名人とも和解(?)した様子。
「虚勢張りました」と自分の非を認めたことは、やはり太一の成長ゆえにできたことだと思います。
◆ありのままの自分
周防名人の衝撃的なシーンの中、すごくほんわかしたのが、太一がポカ作さんを見て励まされるシーン。
試合中にポカをしても、“ポカも含めておれ!”とすぐに立ち直る、ポカ作さんこと小石川さん。
そんなポカ作さんを見た太一の少し安心したような表情。
ダメな部分も含めて自分なんだ。
ダメな自分も受け入れていいんだ。
少しずつそう思えるようになってきたようです。
新や原田先生を思い浮かべ“あんなふうになりたい”。
でも、“なれないのがおれ”。
あんなハイスペックイケメンにも関わらず、これまで新や他の人と比べて劣等感ばかり感じていた太一でしたが、少しずつ、ありのままの自分を受け入れようとしています。
自分のダメな部分を認めるって、すごく難しいことですよね。
特に太一のように器用に何でもこなしてきたタイプだと尚更なのでしょう。
(というか太一も新も自分のことを卑下しすぎだと思うのですが…)
今回は太一にとって大きなターニングポイントとなった回だと思います。
太一はまだまだ伸びしろが感じられますね。
これからどうやって自分のかるたをものにしていくのか。楽しみです。
なんだか私自身もすごく励まされたシーンでした。
◆名人の弱点
気になる最後の一コマ。
「私 わかった気がするんです。周防さんの弱点」
千早は一体何に気付いたのでしょうか?
以前から千早は、周防名人の何かに気付いていた様子がありました。
なりきり周防名人の時に原田先生に何か言いかけたり、挑戦者決定戦の日に公園で周防名人に何か問いかけようとしたり…
あの時に言いかけてやめたことが、今回の試合を通して確信に近づいたのだと思います。
今回の試合で気になったのは、周防名人の押さえ間違い。
「ゆう」と「め」の札を間違えているんです。
よりによって周防名人が、というような凡ミス。
「め」は周防名人お得意の一字決まりなのに。
これが大きなヒントだと思うのですが、如何せん確証を持てる答えを私自身まだ見つけられていません。
気になって他のサイトさんの記事を読み漁ったところ、あるサイトさんで見た説が最有力だと思っているのですが、その説にもまだ若干の疑問は残るし…
この考察は一旦ペンディングにしたいと思います、すみません。
◆その他雑感
①須藤さんの優しさ
一試合目の後、「おれと小石川さんとどっちと取る?」と千早に尋ねた須藤さん。
しかし、周防名人の言葉に落ち込んでいる様子に気付き、「この子と取ってやって」とB級の選手を当てがいます。
なに、あんたできる男じゃん…
このさりげない気遣いに萌え。
②周防名人の言葉を思い出す千早、「彼氏?だれ?」
そうだよね、そこ気になるよね。笑
③個人的に小石川さんのビジュアルがツボです…(ぇ
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さて、周防名人戦編はこれにて終了。
千早が見つけた周防名人の弱点とは?
次号が待ち遠しいですね!
そろそろ新も登場してくれないかな~
このままだと太一株がどんどん上がっていくよ…
次回感想に続きます!