子供事件簿②詰める
穴への欲求。
人は何かを埋めたくなる。
子③がお腹にいた時。
朝から雪が降っていたある夕方。
義母が出掛けていて、
ワタシが夕飯を準備していたとき、
義父の、あ、ダメだ!
と言う叫び声で事件発覚。
子②が鼻の穴に…
と見せられた物は、
1cm位のビーズ。
音が鳴るおもちゃとして、
ボトルに入れてた物だ。
蓋を外してバラバラにしてたらしい。
子②の鼻の穴にぴたっとはまり、
鼻をかませても出そうにない。
違和感を感じた子②、
細い指で、更に詰め込む。
ダメー!
おろおろしててもどうしようもない。
救急外来がありそうな病院に
片っ端から電話。
一ヶ所だけ、耳鼻咽喉科の医師が出勤予定だという。
今から行きます!
ワタシ妊娠7ヶ月目前。
そこそこお腹は大きい。
ぐずる子②を抱え、
数十年振りの50cm越えの積雪の中、
車で向かう。
病室に着いて暫くしてから
処置してもらえた。
カラン
物は出た。
色鮮やかなビーズが。
気道に落ち込んだら危険サイズだったそうで、
ちょっと生きた心地がしなかった。
子②、処置後はケロっとしてる。
その後、我が家中から件のビーズを
撤去したのは言うまでもない。
未だに何でボトルからビーズが出てたのか不明。
がっちり蓋してたのに。
改めて
子③が誕生したことにより、
ワタシ
夫・ザ長男
子①・息子
子②・息子
子③・娘
夫父・義父
夫母・義母
夫妹①・義妹①未婚
(義妹②はしょっちゅうくる子あり既婚者)
8人家族に。
今は義父が亡くなったことにより、
8人家族だったのは5年間で終了。
その後色々あり6人にまで減ったが、
それでもワタシが生まれ育った家族の人数の
1.5倍。
未だに価値観の違いで
あれー?とモヤモヤすることも多く、
人生、いつまでも修行だな、と思う今日この頃。
子③が生まれるまで⑬
呼吸を整え、いきむタイミングを待ちながら
ふと感じた。
頭の位置が分かる。
子①、②では味わえなかった、
赤ちゃんが産道を降りてる感覚。
助産師さん達が、
はい、いきんで下さい
と言ってくれたタイミングでは、
赤ちゃんの頭は、まだお腹に近い所にあった。
まだです!
咄嗟に答えてしまった。
ちょっとして、
赤ちゃんがぐるんと降りてくる感覚があり、
行きます!
子①、②であんなに手こずった、
最後の一踏ん張りが、
いともあっさり、
つるん。
ここに、
子③誕生。
斯くして
8人家族、役者は揃った。
そしてワタシは大家族嫁に昇進。