忘れっぽいから覚え書き -17ページ目

子供事件簿②詰める

穴への欲求。


人は何かを埋めたくなる。



子③がお腹にいた時。

朝から雪が降っていたある夕方。

義母が出掛けていて、

ワタシが夕飯を準備していたとき、

義父の、あ、ダメだ!

と言う叫び声で事件発覚。



子②が鼻の穴に…

と見せられた物は、

1cm位のビーズ。

音が鳴るおもちゃとして、

ボトルに入れてた物だ。

蓋を外してバラバラにしてたらしい。



子②の鼻の穴にぴたっとはまり、

鼻をかませても出そうにない。


違和感を感じた子②、

細い指で、更に詰め込む。


ダメー!



おろおろしててもどうしようもない。

救急外来がありそうな病院に

片っ端から電話。

一ヶ所だけ、耳鼻咽喉科の医師が出勤予定だという。


今から行きます!



ワタシ妊娠7ヶ月目前。

そこそこお腹は大きい。

ぐずる子②を抱え、

数十年振りの50cm越えの積雪の中、

車で向かう。



病室に着いて暫くしてから

処置してもらえた。



カラン



物は出た。



色鮮やかなビーズが。



気道に落ち込んだら危険サイズだったそうで、

ちょっと生きた心地がしなかった。



子②、処置後はケロっとしてる。



その後、我が家中から件のビーズを

撤去したのは言うまでもない。


未だに何でボトルからビーズが出てたのか不明。

がっちり蓋してたのに。



改めて

子③が誕生したことにより、

ワタシ

夫・ザ長男

子①・息子

子②・息子

子③・娘

夫父・義父

夫母・義母

夫妹①・義妹①未婚

(義妹②はしょっちゅうくる子あり既婚者)

8人家族に。



今は義父が亡くなったことにより、

8人家族だったのは5年間で終了。

その後色々あり6人にまで減ったが、

それでもワタシが生まれ育った家族の人数の

1.5倍。

未だに価値観の違いで

あれー?とモヤモヤすることも多く、

人生、いつまでも修行だな、と思う今日この頃。



子③が生まれるまで⑬

呼吸を整え、いきむタイミングを待ちながら

ふと感じた。


頭の位置が分かる。



子①、②では味わえなかった、

赤ちゃんが産道を降りてる感覚。



助産師さん達が、

はい、いきんで下さい

と言ってくれたタイミングでは、

赤ちゃんの頭は、まだお腹に近い所にあった。


まだです!


咄嗟に答えてしまった。



ちょっとして、

赤ちゃんがぐるんと降りてくる感覚があり、



行きます!



子①、②であんなに手こずった、

最後の一踏ん張りが、

いともあっさり、

つるん。


ここに、

子③誕生。


斯くして

8人家族、役者は揃った。

そしてワタシは大家族嫁に昇進。