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母親のこと、自分のこと

2012年6月16日 脳梗塞

忘れたくないから書いておきたい。

ただのはけ口かもしれません。


あまりポジティブなことは書けないよ。


自分は23歳。

僕は母の生きる可能性を
奪うんだと思います。


父と兄にも話をしましたが、

基本的には僕の判断に
同意をしてもらった形です。

決めたのは僕です。


今回の件で、心配なのは僕が天国に行けなくなったらって話です。

でも、頼れる人なんて周りに居ないからこの判断は僕がするしかなかった。



天国で会えなかったらごめんなさい。

もしかしたら神様のサービスとかあるかもしれないから、あんまり悪いことはしないで生きるよ。
1ヶ月近く更新していませんでした。


少し前までは意識もそれなりにあったんですが、ここ数日は反応が薄かったです。

熱が続いていたので血液を調べてみたら炎症反応が強く見られたとのことで、昨日の昼前にCTを撮りました。

腎臓が少し損傷しているそうです。

原因はおそらく血栓。


腎臓が十分に機能しないと透析が必要になったりするんですが、身体的な負担を考えると現実的ではないみたいです。

心機能も低下しているので、いつ止まるか分からない。






判断を求められました。


もしものとき

延命、蘇生処置を希望するか。



答えは否。


身体を傷つけながら
命を繋ぐのは嫌なんです。


「僕はそのつもりです」


はっきりと答えました。






でも、病室で顔を見ると

ただただ悲しくなりました。



母は生きています。


こちらを虚ろな目で
たまに見つめます。


決心したはずなのに

変えるつもりもないのに

正しいって思うのに


辛いです。

いまも涙が止まりません。



不謹慎な話。

母の死は次が二回目。


他人の死の二倍以上。
ずっとずっと辛いと思った。



大切な人の生死を選ぶなんて
経験したくなかった。
忘れるのがこわい。

お母さんの声。


そのうち思い出せなくなる。


いま久しぶりに泣いてる。