今回は久しぶりに勉強法についての記事を書こうと思います。今回はズバリ「夏休みの過ごし方」についてです。そろそろ、浪人生であれば前期の授業も終盤になり、夏休みの計画を立て始める人も多いのではないかなと思いますし、現役生も予備校が夏期講習だなんだって言い始めたり、何か一つイベントが終わって夏休みが近づいてくるなと感じるかなぁと思います。

 僕は、現役の時は夏休みに大コケし浪人時はそこそこ充実して夏を過ごすことができました。この、僕が大コケした現役とうまくいった浪人時を比べながら、何が大事かを紹介していこうと思います。


 大事なことは3つあり
⓵生活習慣を整えて健康に過ごす
⓶優先順位No.1を決める
⓷夏だからといって特別なことをする必要はない
です。


 まず、⓵の生活習慣を整えるについてです。なるべく、毎日同じ時間に起きて寝るようにしましょう。これは、自分の勉強時間のペースを掴むことにとても大切です。毎日同じ時間に起きたり寝たりすることで、午前にできる勉強量や寝るまでの時間を逆算することでき、勉強計画を立てやすくなります。
 また、夏は季節柄バテやすかったり予備校や図書館などでエアコンが効いたりしていて体調を崩しがちですし、ずーっと座って勉強しているとストレスも溜まっていきます。なので、温度調節ができるように上着や膝掛けなどを持っていったり、ストレスが溜まってきたらウォーキングやジョギングをして軽く汗を流すのがおすすめです。僕は現役時、睡眠不足とエアコンの効きすぎで体調が優れずまともに勉強できなかった経験があるので、皆さんはぜひ注意してください。



 次に⓶の優先順位No.1を決めるに関してです。これは、夏休みに絶対にやらなければいけないこと、例えば、英文解釈を完璧にするとか数学の基礎を固めるために予備校で使った数学の教材を完璧に理解して類題も少し解く、といったことを一つ決め、それを必ず毎日取り組み達成することです。一つの目標を決めたら、やるべきことを日割りして、その日割りしたものを最優先で取り組みます。そして、その日割りしたものができれば、その日は勝ちです。他のやつに手がつけられていなくても構いません。一つのことに集中するので理解も深まりますし、夏休みが終わった時に「全てに取り組むことはできなかったけど、自分で決めた○○は完璧になった!」と達成感を持つことができます。夏休みにあれこれやろうなんて最悪です。ほとんどの場合、うまくいかず、夏休みが終わった時に「色々やったけど何も身についていない」と焦ってしまいます。(現役時の僕がこれ)夏は、主要科目における苦手科目などの基礎を落ち着いて集中的に取り組める最後の期間です。ぜひ、夏休み期間全勝して、胸を張って後期に臨めるようにしましょう!
 
 最後に、⓷の夏だからといって特別なことをする必要がないということについてです。⓶と被りますが、夏に全てをやろうなんて無理ですし、無理して毎日10何時間もやる必要はありません。(もちろん、いけそうならどんどんやって欲しい!)

ちなみに、僕の浪人時代ですが、目標は「数学の基礎を固めるために、Sテキストの内容を板書やメモを含めて完璧に理解する」こと、夏休み後半は少し余裕ができたので「化学特講1の吉田先生の思考法を再現して問題を解けるようにする」そして、「英語は毎日30分音読」でした。結果、数学のSテキスト9割完璧にでき、ついでに英語の習慣もつきました。化学は使いこなせるようにはなりませんでしたが、忘却は防ぐことができました。
 勉強時間は、今まで通り調子の良い時はガッツリと行い悪い時はしっかりと休むというのを継続した結果、平均して毎日9時間やっていました。この時間からするに、得意科目であった生物は軽ーくプリントを見直したり、トリプルミラクルでやるくらいしかできませんでした。ですが、苦手科目克服や英語の習慣がつき、充実感はすごかったです。

 これが、僕が勧める夏休みの過ごし方です。とにかくいつも通りにやり、目標を達成するために日割りしたタスクをできれば、その日は勝ちです!!ぜひ、有意義な夏休みを過ごしてください。あと、もし夏休み中に困ったことがあったら、ドシドシコメントしてください!力になれるものであれば、どんどん力を貸していこうと思います。

ついでに、夏を有意義に過ごすための夏期講習の取り方についての記事を貼っておきます


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