漆黒の夜に輝いた
散りばめられたガラスたちは
何億光年も向こうから
君の歌を届けてくる
この世の物ではないような
触れてしまえば今すぐに
乾いた砂の塊のように
サラサラ消えてしまう気がしたよ
一瞬の物にこそ本当の
芸術であり美があると
確か誰かが言っていた
漆黒の夜に瞬いた
散りばめられたガラスたちは
もしかしたら何億光年も昔に
その身を削って作ってた
美しさを今届けようと
「人はいずれは儚くも
誰からも忘れられるよ」と
君は笑ってつぶやいたけど
僕は忘れないと思うんだ、決して
地球が出来てからさぁ
人間がイタズラした時間なんて
たかが知れている
漆黒の夜に掛かった
世界を包む歌声は
何億光年先の地球(ここ)に
君の儚く掠れた声
残りますようにと
残りますように
金にも銀にも輝けた
たまには青にも赤にもなった
儚い物は美しい
だから君は美しい
漆黒の夜に散りばめられた
世紀をも越えた光たちよ
今の僕らの無力さを
筆で描いてそして燃やしてくれないか