学生時代、都内の各百貨店で、単発〜短期のバイトを4年間していた。
ある日、アクセサリーショップ勤務の時のこと。
ごった返す中に、中年と思われるマダム二人、
「あら、こちらも、きらきら
」
「私は見えないわ、あ、でも、こちらがきらっってときどき光が見えるわ
」
なんて話していらっしゃる。
不思議なことを言ってるもんだわ、どうしちゃったの、このお二人…?!

と、訝しげに見てる私の視線に気づいたお二人が、
言い放った。
「私達はね、自分に響くものは、光が飛んで見えるの。時々きらきらしたものが見えるのよ。」
と。
それで、
「あ、こちらにも。」
「ほら、ここもよ。」
「あら、あなたには見えないかしら…ふふふっ❤」
と、二人で言い合ってらっしゃった。
私にゃ、さっぱりだし、何だったんだろう、
と、
思いつつ、記憶の彼方にしまわれてたのだが。
今になってふと思う。
それ、加齢とか何かの症状だったのでは?って。
だって、私も、最近時々あるんだもん。
視界の中に時折、キラリと見えてはすぐ消える光の糸。
疲れピークの時、私の症状が出るたびに、
その光景が目に浮かぶんです。
その光…?!に手を伸ばす、オバサマの姿を。