放射線治療の後遺症についての質問があり、もし記憶違いで誤ったことを言ってはいけないと思い、令和元年末頃の説明書や同意書を引っ張り出してみた。
 
 説明書は5ページにわたっていたが、後遺症についての部分だけ載せます。
 
 わら半紙みたいな質の悪い紙に印刷されている。2014年改定と書いてある。医師が私に説明した日付が書いてある。(写真では消しています。)舌癌の手術と両頸部リンパ節郭清の手術をして、わずか20日しかたっていない。
 まだ、気管切開で声を出せず筆談していた頃だと思う。
 
 私が、苦しいながらも先生が早口でいうのをミミズのような字でメモしている。
 字がミミズなのは、急に体をフランケンシュタインみたいに改造され、病院に来なきゃ良かったの??と迷い続け、字が汚いのだと言い訳しておきます。
 ミミズを書き直したい気もしたが、あの頃の自分の心が字にも表れているような気がして、消せない。
 
 以下が説明書の一部である。
 
 

 

 私のメモは、「※歯を抜いてはいけない 骨ずい炎になる。虫歯 いたみどめ 自然に抜けるのはOK」

 

 虫歯になっても痛み止めで対処するという意味だろう。骨髄炎の髄の漢字が書けなかった。

 でも、全部ひらがなで書いてなくて良かった。公開するなんて思っていなかったから。

 

 半年から数年で見られる副作用

 

 「口腔乾燥」の部分に「一生」とメモしてある。一生口の中が乾燥するんだ。

 

 以前は長く話すと舌が乾いて口の中にくっついて話しにくく、水を飲んだりしていたが、それは良くなってきていて、話の途中の水はいらなくなった。

 でも、眠っている間はだ液不足で朝は口の中が乾燥しまくっている。

 

 「虫歯・歯の脱落」は、歯は治療後3本抜けた。

 メモは、「3ヶ月に1回は歯科にそうじ」

 

 言われたとおり、3ヶ月ごとに歯医者に行き、歯の検診とおそうじをしてもらっている。

 大学病院に紹介してもらった口腔がんに詳しい歯医者さんに行っている。

 

 ✖がついているのは、私には多分おきないと思われる後遺症。

 

 (3)まれなもの

 骨や軟骨の壊死

 

 骨髄炎が悪化したらこうなるということだろう。

 

 「(4)非常にまれなもの」が気になる。

 放射線誘発癌の部分のメモに「15年後100人に一人」とある。

 

 100人に1人って、まあまあ多いような気がするんだけど・・・。

 自分のメモが信じられない。

 100万人に1人?それはそれで少ない気がするし。

 

 多分気分が朦朧としていたのだろう。

 

 この説明書を引っ張り出して、他の書類も見たら、2月、3月、4月と連続してMRIを受けていた。

 いろんな治療と検査があって、何が何やらといった毎日だった。

 

 化学放射線治療のために、鎖骨の下にCVポートを埋め込んで、何よりもそれが体に合わなくて痛かった。

 

 頑張ったもんだ!!

 

 ところで、私は手術してから毎日、首のまわりに何かついている気がしているのだが、先日「おお~!!まさにこれが、私が体感している見えない何かだ~!!」と気付いた。

 

 それが、こちら↓

 

 

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 閲覧注意でもないよ!

 

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 まさかの!!

 

 

 

 かわいいじゃないかよ!!

 

 

 

 ちいかわ。

 

 パジャマパーティーズ。

 

 これに気付いたら、みんなに自分がこう見えているような気がしてならない。

 

 冬はマフラー取っても、まだ何かついてる気がするし、24時間365日、本当の裸になれない気分なんです。

 

 

 

 

 放射線治療の後遺症によるメンタルへの悪影響もあるそうなので、まあ、どうでもいいことも笑っときます。

 

 

 それで、私は反応が大きく出たんだけど、放射線の悪い影響を受けない患者さんもたくさんいますから、(のはず)

 

 大丈夫ですよ~~!!