2024年3月30日(土)
『室原城』→『今城』→『根本城』 その2 の続きです。
最後は根本城です。
根本城は武田氏の一族でもある若尾氏によって築かれた城です。武田氏の東濃侵攻に伴い最先端の拠点として築城されました。武田氏滅亡後も若尾氏はこの地にとどまり、若尾甚正は兼山城主・森長可に従っていたようです。
主郭北側の曲輪の土橋
土橋架かっている堀切
主郭北側の曲輪
主郭と北側の曲輪を隔てる大堀切(高さ約4mある)
主郭南側の腰曲輪
主郭南側の切岸(高さが約6mある)
射角西側の竪堀
主郭南側の虎口(現在は直線的になっているが、当時は折坂虎口になっていたと思われる)
主郭
城址からの眺望
小規模だが縄張りはしっかり残っている。
堀切は深く、この城の一番の見所です。