本当に大切なものを探す旅。
何から書けばいいか分からず、色々と思いを馳せているうちに時間が過ぎています。改めまして、タウンボックス act1「The rose」おかげさまで三日間全7回公演、終演いたしました。沢山の方にお運びいただき、ほんとうに色々なご感想を頂戴し、皆さまのあたたかさに触れ、幸せです。ありがとうございます。こうして終わったあとも想い出して頂ける作品に関わらせてもらえたこと、その作品の中で生きるひとりになれたこと、私の大切な宝物がまた一つ増えました。今回の公演は元々、町田さんと、東京湾納涼船ゆかたダンサーズというお仕事でご一緒した子たちと何かやりたいね〜!なんて軽く話をしているところから始まった企画でした。そこから、自分たちの呼びたい仲間にお声を掛けさせてもらい、タウンボックスact1のメンバーが揃いました。私は特にこれといった才能があるわけではない、ただただ、踊りや表現が好き、舞台が好きなだけの人間です。なので、町田さんや皆さんのお役に立てたかは分かりませんが、演出助手として、町田さんが作品を創っていく過程を真近で見させてもらうことができ、とてもとても勉強になりました。町田さんの頭をこじあけて、みてみたい!今回「星の王子さま」を何回も読み返したけど、あんな世界になるとは!わー!と、驚きの連続でした。また、各々違う環境で育ち、様々な表現方法を持つ、共演者のみなさん。表現することへの愛に満ち溢れている方々ばかりで、作品について、役について、みんな一生懸命で、、全員から本当に沢山のことを学ばせてもらいました。ご一緒できて、みんなの魅力をステージ上でたくさん見ることができて、とっても嬉しい気持ちになりました。音響さんと照明さんのお二方も、とても心温かい方々で。作品に対しての理解が深く、素敵な空間を創ってくださいました。お二人のおかげで自分自身、気付けたことも多かったです。他にもご尽力いただきましたスタッフの皆さま、親切にして下さったアポックシアターの皆さま、応援のお言葉をくださった皆さま、まだまだ書ききれないほど、たくさんお力を貸していただいた方がいます。すべてが栄養になりました。みなみなさま、本当に本当にありがとうございます。ダンスだけで表現していくステージ。「言葉」がない難しさを再確認しつつ、意外と普段「言葉」に縛られて、不自由になっている自分にも気付きました。今回、私は「星の王子さま」の王子さまをモチーフにした、ある一人の女性を演じさせていただきました。本当に大切なものを探す旅。いろいろな星がありましたね。私自身は、お恥ずかしながら、まだまだ旅の途中です。これからも、泣いたり、笑ったり、怒ったり、迷ったり、お腹を空かせたりしながら、生きていくことと思います。私は、みなさんが大好きです。みなさんのおかげで、自分はいます。どうぞ、今後とも、よろしくお願いします。須藤 彩