こんばんわ。
すっかり秋の風が漂っておりますね。
お腹が減る気候だなぁ。

10/30『マトリョーシカ』バシバシと稽古やダンスリハが進んでます。
そんな中、きのう財布をまた落としました。
私を長く知ってる方は、もう飽き飽きする話だと思いますけど、はい、またです。懲りないですね...。自分がイヤになりますね...。
そのくらい何度もやってるくせに、いつも新鮮な気持ちで絶望します。
そして、毎回ほんとうに運が良くて、今回も親切な方が交番に届けてくれてました。
大喜びでお巡りさんにお礼を伝えると、
「逆の立場のときは、ぜひよろしくお願いしますね」と。

お財布を落とした場所から交番までは結構な距離があって、拾ってくれた方がわざわざご自身の貴重な時間を使って届けに来てくれたこと、とても有り難いことだなぁと。
いつも私はバタバタしていて時間に余裕がないことが多いから、いつか逆の立場になったときに同じことができるかなぁ、と反省もした。

時間の余裕は、こころの余裕。
それがあってこそ、人に優しく居られますよね。

そう感じさせてくれる1人に、今回『マトリョーシカ』の演出と楽曲提供をしてくださる芝田遼さんの存在があります。

もしも次に自分企画をやるときには、これをやってみたい!!ってのがありまして。
そちらをオリジナルで創ってもらいたくて、彼にお願いしました。

脚本の真結ちゃんの旦那様であり、おふたりでprismoreというチームも組んでいる、まさに二人三脚な方々でして、私は以前より遼ちんさん(真結ちゃんが呼ぶアダ名に敬称をつけて呼んでいる)が創る音楽がとても好きでした。

気付いたらフワリといつも隣に座ってくれているような、優しい音楽なんですよね。
日常の中にある愛おしさが沢山つまっていて、グっときてしまいます。

私のどうしてもやりたかったソレは、そんな遼ちんさんスタイルとはぜんぜん違った無茶ぶりなのですが、デモ音源が昨夜届きました。
う!れ!し!い!
しっかり遼ちんさんらしさも注入されていた!
ぜひ皆さんにみて、聴いてほしいな!
がんばる!!!

今回、書き下ろしのオリジナル曲を4曲お願いしました。
いちおう振付のスケジュールもあり、締め切りも決めさせて頂いたんですが、遼ちんさん、必ず締め切りよりビュ〜ンと前に曲が到着します。
しかもどの曲も、良い...!ってなります。

元々お仕事がはやい方なんだとも思うんですがね、いい作品にしよう!って一緒に走ってくれてる感じが伝わってきて、私はとても嬉しいわけですよ。
今は出演者一同、遼ちんさんの演出のもと作品を紡いでいってます。

先日の芝居稽古で遼ちんさんがつけてくれた演出、昨日のtutiさんがつけてくれた振付、から、自分は  ”変わっていくこと”   ”終わっていくこと”  がとてもこわい人間だったなぁ、って思い出した。

またこのお話は、いつかできたら。
一番の願いは『マトリョーシカ』をみて、それを感じていただけたらなぁ、なんて。
人の数だけ物語がありそうな、みなさんの中にもきっとあるんじゃないのかな、という感覚。

ぜひ、みにきてちょ。

打ち合わせのときのこと。
真結ちゃんがお手洗いに行き、遼ちんさんと私とふたりきりになったとき、唐突に
「すどうさんは、もうやんカレー行ったことありますか?」と話し出す遼ちんさんを見て、理由はよく分からないんだけど、この人イイなぁ、、と思いました。
あやイヒ