台風の被害がまだまだ大変な中、わたくしごとで恐縮ではありますが、10/30『マトリョーシカ』のお稽古が始まりました。

今回で自分企画のステージは、3回目になります。
動き出したらくるくるぱーで走りまくるのですが、それまでがぐるぐるぐだぐだと考え過ぎる性分で、自分がステージをやる意味は?とか、ほかにもっと人のためになることあるんじゃないか?とか、いろいろ考える日々でした。
でも3回は何がなんでも続けたいなぁと初めて企画をしたときから決めていて、、
でもでも、そんな自分の目標達成ごっこで人様の時間を奪うわけにはいかないし、そんな理由じゃ楽しんでもらえるはずかない、と。
やっぱりやりたいと心から思えたらやろう、感情と環境の流れのままに進もう、そんなふうに思っていた矢先、前回公演でも脚本を書いてくれた石川真結ちゃんと仕事先で会ったり、ごはんを食べたり、お話する機会がちらりほらり。

真結ちゃんとは、やる やらない できる できない  に関わらず、普段から、こんなことやってみたいねぇ、とか、こんなお話すきなんだぁ、とか、よく話していて、その時間がとても楽しいのだけど、私がなんとなしに少し話したことを彼女は覚えていてくれて、後日「こんなお話思いついちゃった...!」とキラキラ話してくれるんだ。
そして「彩ちゃんに書きたい!」となんとも有り難いことをいつも言ってくれるんだ。

彼女の存在に背中を押されて、また真結ちゃんが描く世界の中で生きる女性を演じたくて、動き出しました。

こんなテーマで、あとはこれとこれをしたいです、だけど真結ちゃんがワクワクできるように書いてください!と無茶振りをするわけですが、今回もたくさん苦しんで作品を産んでくれました。

正座で初稿を読ませていただき私はグッとやる気が漲りました。
さらに何度も手直ししてくださり完成した物語。ステキです。
忘れそうになってしまう温かなもの、思い出させてくれます。
私は、今までやったことのないような役を書いてもらいました。
台本を読んでくれた仲間たちは、私っぽいね、と言ってくれます。
そうなのね、とやっぱり自分で自分のことは分からないなぁと不思議な気持ち。
そしてなんだかそう言ってもらえる関係なことにトキめいた。嬉し恥ずかしい気持ち。

とはいえ、自分と違う人生。それを知ることによって、もっと人に寄り添える人間になりたいなぁ。
 
とある夫婦の、たった一夜の物語。

このステージも一日限り。
ぜひ、観にきてちょ!

▽ご予約▽
真結ちゃんと会っても全然写真撮ってないな、でも2人でいるときに雪葉嬢とバッタリ会った際にはすかさず自撮りをしていたな。私とも撮ってーな!
他のみなさんのことも、ご紹介していきますどー!
あやイヒ