生きてたら16歳になっていた。
そして今日は、お婆ちゃんの命日でもある。
お婆ちゃんが亡くなったのは、夜中1時頃。
病院から電話が来て、お父さんとお母さんはランをおいて駆けつけた。ランは、一人にされるのが嫌でずーっと吠えてたんだよね。
夜中から明け方まで一晩中一人ぼっちにされ、凄く心細かったと思う。だって、一晩で頭に十円禿げが出来るくらいだったんだもの… 私たち、あとでそれが分かって驚いたんだよ。どんなにストレスだったのかって。あれを見て、お母さんたちは物凄く後悔した。ランは多分一晩中泣いてたんじゃないかな… もう夜はこの子を決して一人にさせられない、と思った。
そんなこと、色々思い出す。今もランの場所はあのまんま...
クッションもそのまんま...
明後日はランが大好きだったおばちゃんが来るよ。
お姉ちゃんとお姉ちゃんの子どもも一緒だよ。亡くなる年の今頃一緒に寝たよね。帰っちゃったあと、ランはあちこち探し回ってた。具合が悪いのに...
その話をしたら、おばちゃんは涙ぐんでいたよ。優しくて素敵なおばちゃんとお姉ちゃん。ランはとっても好きで、泊まりに来るといつも一緒に寝てた。
ラン、虹の橋から遊びにおいで。
お母さんが会えるのは、夢の中ばかりだもの。
またランを抱きしめたいと思う。
あの温かさは何にも代えられない…
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