今日はバラの生徒さんのお教室★
一生懸命たくさんのガラスのバラを作りました。

溶かして作るバーナーワーク。
ストロー位の太さのいろいろな色のガラス棒を溶かして作ります。

ガラスにもいろいろな種類があり、
やわらかく加工しやすいといわれる鉛ガラスというガラス棒を使用して
丸めたり、伸ばしたり、引っ張ったりしながら作るのです。

溶けたガラスはまるで線香花火の中心のようにオレンジ色に光り、
飴細工のようにとろとろとやわらかくガラス棒が姿を変えます。

その棒にもメーカーによって種類が違い、色も硬さも違います。
生徒さんはいろいろなガラスを使って
「こっちのガラスは柔らかいわね」とか「こっちは堅い」とか、
「色によって若干、感触が違うのね」と、
そんなことまでわかるようになっていました。

溶かすこと、作ることで精いっぱいだったのが、
手になじみ、感触を楽しむようになっていたのです♪
これって大きな進歩★

溶けたガラスを自由自在に操れるなるまでに
この感触を感じつつ作っていくことが必要となります。
論理でもなく、感覚。
教科書通りにはいかない、自分の手とガラスが生み出すその時の出会いです。

どうやらそれぞれの感覚をつかみ、
少しずつ自分の手になじんできているようです♪


今日の生徒さんは自分の色を作っていました。
2色のガラス棒を溶かして混ぜ込むことで、
自分だけの配合の色を作ることができます。

私はステンドグラスから始め、ステンドグラスのアレンジとして
このバーナーワークと併用できるようにとお勉強してきて、今に至るたわけですが、
初めてバーナーワークをした時、この、色を自分で作れる…ということが大きな感動でした。

ステンドグラスはある色の板ガラスの、ある部分を使って色の濃淡を表現していきます。
染めた布のパッチワークに似ています。
濃い部分、薄い部分、模様の強い部分、表情の豊かな部分…などなど。
あらかじめある色のものを上手に切ってはっていく感じに似ています。

が、このバーナーワークは自分で好きな色を作って
好きな色を使って、好きな形を作っていくのです。
そう。何もかもが自由。
同じガラス工芸でも全く違う性質のこの二つ。
生徒さんが色を作っているのを見て、
自分が初めて色を作った時の感動を思い出しながらほほえましく見ていました。

そぉ。ガラス工芸にもいろいろな技法があり、
それぞれ特色や面白さが違います。

軸はステンドグラスですが、
こうやっていろいろな技法を伝授できることも
やってきてよかったなぁ~と思った一日でした。

自分の技術の幅が広がるだけではなく、
生徒さんたちの作りたいものを作れる幅を広めてあげることもできる、
いろいろな楽しさを伝えることもできる…。
今まで私がやってきたガラスが、伝えることができることに感謝です★




★。.:*:・”゜☆。.:*:・”。★。.:*:・”゜☆。.:*:・”゜★。.:*:・”゜☆。

1周年感謝セール実施中(全品20~50%OFF)
AA Atelier ANGEL(エエーアトリエエンジェル)ネットショップ
http://glass-aa.ocnk.net/

AA Atelier ANGEL(エエーアトリエエンジェル)ホームページ
http://www.geocities.jp/sutendoglass_atelier_angel/

★。.:*:・”゜☆。.:*:・”。★。.:*:・”゜☆。.:*:・”゜★。.:*:・”゜☆。