今から30年前の朝日新聞の「こども談話室」への投書で勝又恵美子さん(主婦)ですが、今でも共感できる内容なので紹介します。彼女は当時37歳だったので今は69歳ですかね!


 おばさんはこれから先、20年、30年、40年後のことを想像してみます。その時もう君達は大人になっているよね。君達は社会の中枢を担っていろんな所で活躍している時だよ。


 おばあさんになったおばさんに、みんなは優しくしてくれるかな。道で困っている様子のお年寄り見かけた時、声をかけられるかな?


 病院に来たお年寄りに親切にお話を聞いて、病気を治すのを手伝ってあげられるだろうか?

市役所に来たお年寄りに根気よく、丁寧に教えてあげれるかな?

 お年寄りって言ったけど「弱い立場の人たち」って言い直してもいいよね。


 今の君達を見ていると、とっても心配です。

物に恵まれすぎるほど恵まれて、一見とっても幸せそうに見えるけど、何となくなくどこか違う。変に何でもわかったふうにして、何をしてもしらけた感じ、目もキラキラ輝いていない。子供だけど大人を小さくしたみたい。


 でも君達を責めても仕方ないね。君達から遊びを取りあげたのは、家族そろってとるあたたかい食事をわすれてしまったのは、物の豊かなことが幸せなのだたと錯覚して、あくせくしているのは、みんな大人たちだよね。


 子供にとって遊びが大切だってことを子供の頃たくさん遊んで来たはずの大人たちが忘れてしまっている。子供には子供の時しかできないことってあるよね。それをもっともっと思い出して大事にしなくてはちゃいけないと思う。

人への思いやりや、いたわりの心はそこから生まれくるんじゃないかな。


 いい学校に入るための勉強だけで、頭をいっぱいにした人間たちがつくる社会なんて考えただけで恐ろしい。

 みんなが幸せだと感じる明るい社会になるといいね。せっかく生まれた命だもの、みんでで大切にしあえる社会になるといいね。


 でもね、おばさんは今の社会の風潮を見ていると、何とも寂しくなってしまうのです。

ねぇ、君達はどう思う?




 この投書は多くの学校で話題になり、ホームルーム等で話合われました。


 勝又さんは69歳のおばあちゃん(失礼)になられて貴女の心配はどうなっていますか?

 勝又さんの時と子供たちの環境は更に悪くなっていますよね。

そして大人になった方々への勝又さんの感想を聞いてみたいです?


おやすみなさい!明日も良い一日でありますように🌜