平成29年6月14日5時25分、鹿島沖錨地にて揚錨作業開始、55分錨を上げて港内へシフト開始。
まっすぐ行きたかったのですが、漁船が2隻操業していたので、大きく迂回。
その時のレーダー画面。
黄色い矢印が錨地、円の真ん中が本船、本船の上にある2本の白い線が漁船、左下から弧を描いて向かってくるのが、水先人を乗せたタグボートです。
予定より10分早い、6時35分水先人さん乗船。
岸壁に接近中。
エンジンを後進にかけて行き足を止め、その後タグボートで横に押して岸壁に着岸させます。
いわゆるチェッカーフラッグ。
「ゴールした!」という気分が盛り上がる。
この旗の位置とブリッジ前面が合うように、岸壁に寄せていきます。
穀物なので、揚げ荷前の検査がとても慎重です。
問題が無いことを確認してから揚げ荷開始。
ふと傾斜計を見てビックリ、太平洋を横断したのに、左に15度、右に10度しか傾いていない!
やっぱり6月は、海が穏やかですねぇ。
入港中の諸作業を少し...。
これは、救命ボートと、ボートを吊るダビットの年次検査。
三等航海士が手伝っています。
こちらは、レーダー、電子海図などの整備作業。
ブリッジ責任者の二等航海士が立ち会います。
本船は、ほぼ日本とアメリカ往復専門なので、乗下船は日本で行われます。
新乗船者に、避難経路や器具、消火装置や救命機器などを説明している様子。
船長はというと...。
岸壁の責任者を表敬訪問したり、代理店の方と雑談したり、とにかく船がスムースに運営されるようにするのが仕事(そうは見えませんが(笑))。
千葉県小見川市「うなせん」のうな重。
注文してからさばいて焼くので、1時間近く待たされます。
行く際は、事前に何時に行くと言っておくのがいいです。
うなぎ屋の前で、純粋な木造船発見!
橋の下に停めてあるので、沈まずに持ちこたえているのであろうか。
がんばれ!
利根川の漁船。
木造船に強化プラスチックを巻いたものでしょうか?
今見ると判然としないので、今度確認に行ってみよう。
餃子、ビール、ラーメンのフルコース。
しかし、食べた後、代理店から電話があり、低気圧が接近しているので鹿島港に避難勧告が出るようだとのこと。
こりゃ大変だ、と急いで買い物をして船に戻ることに。