自分の船の修理が終わり、江東区から浦安まで回航するのに、どうせならと子供の頃から行ってみたかった、東京の運河を巡りながら帰ることにした私。

 

前回は、エンジン屋さんの岸壁から、日本橋を通って神田川の河口まででした。

 

 

神田川から隅田川に出ます。

目の前に新大橋。

戦前からの美しい橋が多い隅田川にあって、シンプルな斜張橋で昭和52年架橋。

 

 

深川の芭蕉庵跡地より、小名木川に入る。

小名木川の途中に扇橋閘門があり、ここでパナマ運河のように水位を調整。

ここから先は、土地がとても低く、潮位が高いと沈んでしまうので、船を通すためにこのようなゲートが作られている。

 

 

水面のちょっと上には「扇橋閘門付近の地面の高さ」と書いてある。

 

 

5分ほどで1.8メートル水位が下がった!

ちなみにパナマ運河でも20分ほどだったか。

来月行くのできちんと測ってみよう。

 

 

前の扉が開いて、江東区内水面へ。

前を行くのは、遊覧船「がれおん」号。

東京の運河をめぐるツアーを行っている船。

 

 

しばらく進むと、荒川に抜ける「荒川ロックゲート」。

ここも同じように水位を調整するための閘門。

 

 

ゲートを越えたところに桟橋があった。

ここで家族が下りて、ここからは一人旅。

この角度から見る和船は、とてつもなく美しい。

我ながらコーフンする(笑)。