エンジン屋さんから、自分の船の修理が終わり、試運転の結果も良好であった旨の連絡を受けたので、船を引き取りに行きました。
朝の優しい光を浴びて、早く走りたい様子の船。
エンジンを塗装してくれたので、ぴかぴか。
エンジン屋さんを出て、そのまま東に向かえば浦安まではすぐでしたが、子供のころからの夢だった、東京川巡りをして帰ることにしました(Googleより)。
ルート的には、江東区の運河→大横川→隅田川→亀島川→日本橋川→神田川→隅田川→小名木川→旧中川→荒川→東京湾→浦安、という感じです。
前日からとてもワクワクしていて、子供の頃の遠足を思い出していました。
ちなみに、江戸時代でいうとこんな感じ(Wikipediaより)。
浮世絵が好きで、江戸の町を木造和船で走ってみたいと思っていたのでいいチャンスです。
日本橋を通過。
橋の要石には、見事なライオンのレリーフが。
江戸城の外堀に入ります。
左側の石垣は、デコボコしているので相当古そう。
中央線の橋台。
レンガ造りで、これも古そう。
東京ドームの前で神田川に入ります。
右側は、あちこちから運ばれてきたゴミを、船に積み替える施設。
この前の橋を渡れば、左に東京ドーム。
御茶ノ水の谷。
今調べて知ったのですが、江戸時代初期に日本橋川下流の洪水防止と、江戸城東北の守りを固めるため、二代将軍徳川秀忠に命じられて、仙台藩主伊達政宗がもともと大地だったところを掘削して、神田川ができたんですね。
重機もトラックもない時代に、これだけの谷を掘るってすごい!
ちなみに江戸時代は、こんな感じでした(Wikipediaより)。
雨の中で和船を漕いでる船頭が、いい雰囲気ですね~。
大きな船で、世界中あちこち回るのもいいですが、こういう風情のある小さな船で江戸の町を流すのも今となっては粋でいいと思う。
神田川河口。
真ん中に見える緑の橋が「柳橋」。
両岸は、屋形船でぎっしり。
ここまでで全行程19マイル(約35キロメートル)の3分の1です。