何カ所か面接を受けるものの、どこの会社も陸上勤務前提で長く働いてほしいと言われ、心苦しいが断り続けていた自分。

10月に入り、ようやく海上職のみで雇ってもいいと言ってくれる会社が現れたので、面接を受けに行く。

 

 

面接を受けるというより、乗船する船はもう決まっていると言われ、ほっと一安心。

帰りは、プラプラと歩いて日の出桟橋に立ち寄る。

東京都観光汽船の「御座船 安宅丸」が停泊していました。

 

 

3年ぶりに、クレーン付きの貨物船。

乗船する船は、北米から日本へ主に穀物を運んでいるそうです。

 

 

打ち合わせをしに出社して、図面を借りてきました。

他にも沢山の書類をもらい、毎日家で読む毎日です。

また、本船から送られてくるメールも自宅に転送してもらい、久々の北米航路の予習に努める。

 

 

マイ漁船のビルジポンプが故障してしまったので、修理してさてエンジンをかけようと思ったが、どこかが重くてセルモーターが回らない。

原因が判らないので、エンジン屋さんを呼んで見てもらうが、見たところ何も異常は無いので、エンジンを分解してみることに。

 

 

しかし、コンロッドメタル、親メタルとも異常が見当たらず、クラッチも異常なし、これ以上の海上整備は無理と判断して、エンジンを吊れる設備のあるところまで持って行く事に。

 

 

5ノット(時速9キロ)ほどの速力で、東京にある工場まで曳いてもらう。

風が無く、天気も穏やかで、久々に海を楽しんだ。

 

 

2時間半かけて、工場岸壁に到着!

 

 

そして、今週に入りエンジンを船から外し、工場内に置いたところ、なんと簡単に回ったとのこと!!

 

 

どうやら、エンジンを置いている機関室の台(木製)が沈むかゆがむかして、黄色の矢印で示した部分と、下の写真でも黄色の矢印で示したフライホイール(運転中はぐるぐる回る)が接触していたようだ。

 

 

とにかく原因が判ってよかった。

他にも、来年の進水50周年を無事に迎えられるように、徹底的に整備してもらうことにした。

製造したヤンマー社員の方も「このエンジンが現役ってすごい!」と驚いていたそうだ。