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2010年12月14日、アルゼンチンからの12,000kmの航海を無事に終え、イタリアのナポリ沖に到着。
去年、家内と観光で訪れた「卵城」の前に、錨を打って停泊。
ちなみに、この城を作るときに土台部分に卵を埋め「この卵が割れたらナポリに危機が訪れる」と呪文をかけたのでこの名がついたそうです。

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沖から眺める、夜明けのベスビオ火山とナポリ市街。

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翌日15日午後、岸壁に移動開始。
港内は、停泊船や修理ドック、放置されたような古い船などが沢山止まっていて、ごちょごちょしている。
正面が、穀物を揚げる岸壁。

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27番岸壁に到着。

防波堤に20mまで接近したり、姿勢が乱れてタグボート3隻で調整したり、錨をブレーキに使いながら岸壁10mまで船首をどん詰まりに寄せたりと、かなりスリリングな入港作業であった。
36,000トン積んできた貨物のうちの5,000トンをここで揚げる。

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港近くのタバコ屋さん

抜き打ちの船舶検査官が来るかもしれないので、なかなか上陸できなかったが、サービスで乗船者に渡すタバコが切れてしまったとキャプテンがいうので、それを上陸理由に港近くのタバッキ(タバコ屋)に行き煙草を買い、ついでに自分の買い物をする。
買い物は、家へのお土産のポルチーニ茸とパルメーザンチーズそれにつまみなど。

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アパート街の路地から、13世紀終わりに建てられた「カルミネ・マジョーレ教会」を望む。

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町で買ってきたパニーニをつまみに、去年観光で訪れてすっかり気に入った「ペローニビール」を飲む。

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12月18日、同じイタリアのサボナに向けてナポリ出港。
外は結構しけているが、前からの波なのでそんなに揺れはしない。
さらば、ベスビオ山。

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青の洞窟で有名なカプリ島ともお別れだ。