リオデジャネイロを出てから夕食に出た、ブラジルで積み込んだ奇怪な形をした魚。
あまりに丸いので、皆からは「DVD」と呼ばれていた。
しかし、味は良かった。
2007年1月24日、「吠える南緯40度」と呼ばれる海域を越えて「狂う50度」に突入。
南米南端のマゼラン海峡までは、あとわずか。
いよいよマゼラン海峡に入る。
最果ての町、チリのプンタアレナス手前。
雲が低く垂れこめ、不気味な雰囲気だ。
真夏の海沿いだというのに、山には雪が。
漁船とすれ違う。
1日走って、他にはタンカー一隻、計二隻としかすれ違わなかった。
太平洋側出口にある、エバンゲリスタス灯台。
2か月ぶりに、太平洋に出る。
やはり「狂う50度」結構なシケだ。これで風力8（１７．２－２０．７ｍ／ｓｅｃ．）。
時化ていて速力が落ちると、昼の定時連絡に報告事項が増える。
さすがに気持ち悪くなることはないが、字が書きにくい。
ちょっと見えにくいが、夜の当直中巨大な彗星が！
調べてみたら、マックノート彗星とのこと。