2006年12月3日スエズ運河の南側入り口、スエズ錨地に到着。
町に沈む夕焼けが美しい。
12月4日午前3時前、錨を上げてスエズ運河に向け出港。
今回は、夜間通峡だが、ライトアップされたモスクが美しい。
途中のグレートビター湖で、すれ違う下りの船が来るのを待つ。
12月7日昼、ギリシャのティシビという港に入港。
見るからに何もないところ。
散歩から帰ってきた機関部の面々と三等航海士。
やはり、自販機ひとつない寂しい所との事でみながっかり(涙)
仕方がないので釣りをする。
小さなメバルが釣れた。
陸上にクレーンが1機しかないのに、本船のクレーンも使って、これだけのコイルを1日ちょっとで揚げきってしまった。
12月8日次の積み地が決まらないまま、とりあえず出港。
出港しても、まだ次港が決まらないので、ギリシャの広いコリンティアコス湾で船を漂流させつつ貨物倉を掃除する。
ギリシャの沿岸警備隊が、何をしているか聞きに来た。
「次が決まらないので、流しています」と答える。
アメリカ船籍の大型モーターヨットが行く。思えばリーマンショック前。
穏やかな、コリンティアコス湾内。心が平穏になる。
毎日やることが無いので、iモードばかりしておりました。
結果、その次の月の請求がえらいことに(汗)