冷泉公園に着いて一服していた。
長いベンチの左端に
美容師系の、きれいと言うよりはかわいい系のショートカットの女の子が座った。
夕方6時半を時計はさしていた。
女の子は、おにぎりを食べはじめた。
コンビニのオニギリではなく、
家で作ってきたであろう、ラップ付きのオニギリだった。
ラップを見ると安心するのは、何故だろう。
かわいい女の子が節約していることも、嬉しいのだが、小学生の遠足のお母さんが包んだラップオニギリを思い出すからだろう。きっと。
おそらく、鮭とわかめの胡麻ふりかけ付きだった。
目が会うと、見るなと言うよりは見ないでほしい。と訴えるような目で、こちらを見るとすぐにまたその目を反らした。
安心が警戒に変わった気がした。
大きな花殻のキャミソールを着ていた。
何故だか、アロハシャツが欲しくなった。
乾いた喉に水をやった。
ベンチの右端には、どこの国の一つだろうか?
出身国はわからないが、
家族構成は、お父さん、お母さん、長女、長男、次女。
布を頭を覆って、長袖、長ズボン。
きっと、女性は肌を見せてはいけない宗教の方々だ。
いつだか教科書でみた絵だ。
私は、ショートパンツを履いていたので、淫乱な女だと思われたのだろうか?と思った。
だけど、その家族は、私と五メートルと、離れない所でご飯を食べはじめた。
早い夕飯だ。水筒からは牛乳かココナッツミルクか、カルピス。
パンかナンか、ピザを食べていた。
なので、きっと私が淫乱女と呼べる程の淫乱ではないことは分かってくれてる気がした。
用事を忘れていたことを、おもいだしたが、平和なことを忘れていたことを、思い出させてくれた。
もう、どうでもよくなってしまい、用事をブチって
TSUTAYAでフルメタルジャケットを借りて、コンビニでオレオを牛乳で浸して食べるために買った。
クレイジーな1日の締めは27時間テレビだった。
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