私が従兄弟であるK男の言動に違和感を感じたのは伯母のお葬式の時でした。


私の夫からもそう感じていたようで、夫と共にK男と話し合い、ケアマネージャーのFさんと連絡を取りあい、

まずK男の生活を少しでも楽になるよう、

伯父にショートステイに行ってもらったり、

K男には、家事代行サービスを使い,とにかく休む時間を作るよう、伯父の介護プランも最初から練り直すことにしました。


Fさんの提案では、K男の状態があまりよくないと言うことで入院を勧めてもらい、行きつけの心療内科に紹介状を書いてもらいに、私も同行してk男とM心療内科に向かいました。


その時のK男…M心療内科に向かうまでの道すがら

何度も立ち止まり、マンホールを覗き込む、

その姿に私…どうしたん?K男、何かあるの?

K男…いや、ここに何か気になって、俺,何も落としてないやんな?

私…いいや、て、あんた何も持ってないし,それって道路のシミやで、気にせんでいいよー

ととりあえず答えておくのですが、これが道中何回も繰り返されます。

で、やっとM心療内科について、そこはビルの2階にあったのですが、エレベーターで降りると、またその中がきになるらしく、ドアを挟んだところに足を跨いで、じーっと見ている。


私…何しとん!はよ、行くでーと急かすも

K男…ちょっとここ何もないやんなー、

私…だから何もない!大丈夫!

とこの押し問答が3回ほどあり、やっと院内へ、


待合室で待機していると、またK男がエレベーターがきになるらしく、行ってくると言うので、私は、一旦は止めましたが、あまりに頼んでくるので、じゃー行っておいで、、納得したらええやん。と

そこからなかなか戻ってこない。

10分〜くらいかな?その位だと思うけど長く感じました。

あまりに遅いので、見にいくと、やはりエレベーターのところで扉の中と外の間に足を止めて扉が閉まらないようにして中をキョロキョロ見回していました。

もう!何もない!何もない!早く行かないと診察始まるよ!と無理やり連れて行きました。


診察もまあ言えば通り一辺倒で、もうちょいきつい薬出しとくかーって感じでしたが、


K男…僕、しんどくて日常生活できないんで入院したいんですけど。

M医師…そうなの? 寝られてるの?

K男…なかなか寝られないこと多いです。

M医師…普段の生活も?ダメ?

K男…はい、食事も取れずです。


私…父親が要介護状態で、そのお世話もなかなかできなくて、こんな暑い中エアコンもかけずにいるので,見守りがないと命の危険もあります。で、私も少し遠方だし、仕事と家庭もあるんで、毎日駆けつけることもできません。父親のケアマネジャーも入院を勧めているのでできるならば。


M医師…そうですか、では、ちょっと探してみます。


こうしてK男は、K大学付属病院に入院が決まりました。


兎に角見守りがあり、3食ついてくる、そして空調が効いたちゃんとした場所ができたと言うことで安心しました。。。


それくらい危ない状態でした。

家にいると,この酷暑の中エアコンなしで、ものすごい暑さをあまり感じていないようで、本人曰く、汗かかない?とか?


M心療内科から出される薬の自己管理が全くできてなく、度々私に薬が合わない、飲んだかどうかわからないなどと言ってきます。


そういう面で入院は必要不可欠だったと思います。


そして翌週入院が決まり、その日私がK男を

K大学付属病院まだ車で連れていくことにしました。


またこの日もひと騒動が起こります。


続く↩️