自由浮遊惑星、浮遊惑星とは、
惑星程度の質量であるが、恒星や褐色矮星、
その他の天体に重力的に束縛されておらず、
銀河を直接公転している天体のことです。
2004年にはS Ori 70やCha 110913-773444など、
そのような天体の候補がいくつか発見されたみたいです。
2011年までに、名古屋大学、大阪大学などの研究チームがマイクロレンズ法を用いて行った観測によると、
銀河系全体の恒星の数の2倍は存在するとみられ、
数千億個になると予想されています。
このような天体はかつて恒星を公転していたものが弾き出されたと信じられ、
「惑星」という名前で呼ばれることが多い。
しかし、「惑星の定義」は現在の状況に依存するべきで、
その起源を基にするべきではないと主張する天文学者もいます。
さらに、いくつかの天体は恒星のように自身のガス雲の崩壊によって形成されたと考えられ、
このような場合には惑星には当てはまらない。
国際天文学連合は、ガス雲の崩壊により形成された天体は、
準褐色矮星と呼ぶことを提案しています。
この種の惑星質量天体を以前から「プラネター」と呼んでいた天文学者もいます。
それで今回
地球から約100光年先にある浮遊惑星とみられる天体を、
フランスのグルノーブル惑星・天体物理学研究所などの国際研究チームが詳細に観測したみたいで、
15日までに天文学誌アストロノミー・アンド・アストロフィジックスに発表したそうです。
浮遊惑星は、恒星の周りを回る惑星として誕生したが、何らかの原因ではじき出され、
宇宙を浮遊する惑星。
今回観測された惑星は、質量が木星の4~7倍で表面温度が約400度と低くて暗く、誕生してから1億2000万~5000万年と若い可能性が高い。
単独で暗い星では、恒星になり損ねた褐色矮星(わいせい)が知られるが、褐色矮星より質量が大幅に小さいことから浮遊惑星と推定されました。
現在の科学は凄いですね。
よく分かるわ!そんなこと。