北朝鮮のロケット発射予告 対話局面に打撃=専門家 | ジョーダンスニーカーのブログ

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 【ワシントン、上海聯合ニュース】北朝鮮が故金日成(キム?イルソン)主席の生誕100年に合わせ来月、地球観測衛星「光明星3号」(長距離ロケット)を発射すると表明したことの余波が広がっている。衛星の打ち上げは事実上の長距離弾道ミサイルの発射を意味する。先月の米朝高官協議でミサイル発射に関するモラトリアム(一時停止)実施に合意した北朝鮮だが、唐突な発射表明に国際社会は警戒を強めている。
 北朝鮮問題の専門家は、今回の発射表明が米朝の対話ムードに水を差すとみている。ブッシュ政権時代にホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)アジア担当部長だったビクタークラークス チャ氏は、今回の発射計画について、「若い新指導者、金正恩(キム?ジョンウン)が父親の故金正日(キム?ジョンイル)総書記とは異なるという期待を打ち砕くもので、今後の北朝鮮指導部の出方が不透明になった」と話す。
 また米国の専門家らは共和党の大統領選候補から外交政策について集中攻撃を受けたオバマ大統領が困難な状況に置かれた点も指摘する。
 米国務省の東アジア太平洋担当副次官補だったエバンズ?リビア氏は「オバマ政権は難しい立場に立たされた。北朝鮮に対し強硬的に出る以外に選択の余地がない」と解説する。米国が北朝鮮のロケット発射計画を国連安保理で議論する可能性も高まった。
 また一部専門家は中国の役割が一層高まったとみている。ある北朝鮮核問題の専門家は「米国は中国に対し圧力を加えるだろう」と話した上で、「前回、北朝鮮が衛星を発射しようとした時、何が起こったか覚えているはずだ」と、米国が問題を座視しない点を強調した。

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