みなさんは
「働き方改革」における副業解禁について、
何か対策を考えていますか?
私は長年、営業事務一筋で23年
コツコツとキャリアと実績を積んできました。
営業事務って、
事務処理とか電話対応とか大変そうだと、よく言われるけど
営業マンの事務サポートだったり、
縁の下の力持ち的なポジションなんです。
臨機応変な判断、迅速に対応することなど、
咄嗟の判断は必要だけど
やりがいはあるポジション。。。。
しかし。
大手企業は、人の手で作業する事務職をAI化しようと、
急速にインフラ整備を始めているのが現状。
それは労働の人手不足を解消しようとする表れだし、
人件費をかけるより
インフラ整備でAIが実務を担ってもらったほうが、
より正確で時短作業が可能となるから。
仕事が終わらなくて残業したり、休日出勤した人に、
残業代や休日手当を払わなくても
AIは365日、24時間ずーーーーっと稼働してくれる。
年間コストや長期的なコストを考えたら、
AIに任せられる実務はAIにお願いしたい。
その費用を捻出するためには、リストラや部署の縮小、
同業間でシステムを共有化などを進め
コストダウンに繋げたい。
それが企業の本音でしょう・・・・・
例えば。
ビジネスホテルのフロントには。
近年、フロント係の人と対面でチェックインの手続きが
少なくなってきているのはお分かりですか?
フロントの横には、自動チェックインの機械を設置しているところが、
とても増えましたよね。
チェックアウトも自動精算機でピピッとできてしまう。
ルームキーも、今まではカードキーや鍵で開け閉めしていたものが
自動チェックイン機から吐き出されるレシートのバーコードがルームキー代わり。
部屋の施錠部分にバーコードを読み取る機械が埋め込まれていて
バーコードをかざせば入室できる。。。。
人件費をかけなくても、
これも自動精算機というAIが「正確に」対応してくれる。
だから
正社員だからと、昔みたいに永久雇用はもう保証されない時代。
65歳定年説はもう通用しない、70歳まで働けるよう法律までが変わっていく。
70歳じゃ利かないかも。。。。
今は、もう「生涯現役、死ぬまで現役で働く」の時代なのです。
そして、政府が発表した働き方改革の1つに「副業解禁」がアナウンスされた。
人手不足から来る倒産、企業買収、生き残りをかけた合併。。。
収入が少ないから、消費も減少する一方。節約、買い控え。。。
スーパーや百貨店が郊外の大型モールの勢いに負けて倒産や閉店に追い込まれる。
自分が在籍している企業がいつ倒産してもおかしくない時代、自分は大丈夫と思っていた矢先に
まさかのリストラ。。。。
これでは、もう本業1本で生計を立てることも、
難しくなっていくのが自然の流れ・・・・
頑張っても、頑張っても、評価があがらずお給料も一向に上がらない。
ボーナスは毎年、ちょっとずつ減っていく。
だけど、生活にかかるすべての費用は、どんどん出ていく一方。
働いても、働いてもお金が貯まらない。。。。
副業解禁はある意味、
「自分の食いぶちは、自分でなんとかしろ」と言わんばかりなのです。
本業以外で収入を得る手段を、自分で何とかしろと。。。
生活保護に頼らず、生涯現役で収入を確保しろ、
そう言っているようなもの。
ここ3~4年で私自身が「なんだか、働きにくい」と感じていたのは
おそらくこういうことだったのだと思います。
つづく
