伊藤孝一の音楽徒然 -4ページ目

伊藤孝一の音楽徒然

伊藤孝一の音楽徒然

伊藤孝一ですこんにちは今日はブレーメンは『ブレーメンの音楽隊』の地ではない!?を話します

ブレーメンというと、ほとんどの人が真っ先に思い浮かべるのは、『ブレーメンの音楽隊』ではないだろうか。『ブレーメンの音楽隊』は、グリム兄弟がドイツ各地を回り、各地元に伝わる話を編纂した『グリム童話』の中の一話として世に知られている。だが、同じグリム童話の中でも、『白雪姫』や『赤頭巾』の話の内容は覚えていても、『ブレーメンの音楽隊』の方は、題名のみで、話の内容を正確に覚えている人は少ないのではないだろうか。
詳しくは、子供の頃の絵本を押入れから引っ張り出して読み返してみてみたり、ネットで検索してほしいのだが、さらっと話の内容をおさらいすると下記のような話になる。

家畜として人間に飼われていたが年老いて働けなくなり、飼い主から虐待を受けていたロバ・犬・猫・鶏は、そんな辛い日々から逃れ、音楽10+ 件隊に入る為、共にブレーメンを目指す。その道中の森の中で、泥棒たちが住んでいる家を見つけ、動物達はあの有名な連携プレー(ロバの上に犬が乗り、犬の上に猫が乗り、猫の上に鶏が乗って、一体の大きな化け物に見せかけて、一斉に叫び、泥棒たちを驚かす)で泥棒たちを家から追い出す。その家はとても居心地が良かったので、動物達はそのままそこに住むことにし、4匹仲良く幸せに暮らしましたとさ。ここで、皆さんは気付いただろうか?『ブレーメンの音楽隊』の地として知られているブレーメンではあるが、実は、動物達はブレーメンを“目指した”だけで、実際には“辿り着いていない”のだ。
なので、ブレーメンには、動物達が入った音楽隊だとか、動物達が住んだ家といった物語と重ね合わせてワクワクするようなゆかりの地はないのだが、それでもブレーメン市民はやはり『ブレーメンの音楽隊』には特別な思いがあり、市庁舎の横にはブレーメンの音楽10+ 件隊の動物達の像が建てられている。
この像のロバ脚に、願い事をしながら触ると願いが叶うと言われており、たくさんの観光客がロバの脚に触っていく。その為、像はロバの脚の部分だけが、ピカピカに輝いている。また、ブレーメンは、グリム兄弟やグリム童話にゆかりのある地を結んだメルヘン街道の終着地でもあるためか、グリム童話を彷彿とさせるようなモニュメントが他にもある。

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