「母の日」(11日)を前に、島根県が開発したアジサイのオリジナル品種「万華鏡(まんげきょう)」の出荷が今忙しいらしい。
「母の日」の贈り物として人気が高く、今年は2万7千鉢の出荷を予定している。

 「万華鏡」は、花の中央が青かピンク、ふちは白というアジサイ。平成17年から県農業技術センターで育種され、24年に初出荷。同年の花のコンテスト「ジャパンフラワーセレクション2012~2013」で最優秀賞を受賞しました。


 出雲市と吉賀町の6農家による「県アジサイ研究会」が栽培しており出荷は24年が
1800鉢だったのが、昨年は1万5千鉢に急増。今年は、県内のほか、九州や関西、関東などに出荷する。

 県農畜産振興課は「きらびやかさが人気の秘密。今後も認知度を高めていきたい」と意欲をみせる。県では、万華鏡と同様に同センターが開発を手がけた雲のような花の形をしたアジサイ「美雲(みくも)」も3千鉢の出荷を予定しているという

島根県HPより