http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3765.html
吸い込むと肺がんや中皮腫を引き起こすアスベスト。かつて社会問題となった建築解体時の飛散が各地で起きている。なぜ教訓は生かされないのか。その対策を考える。
NPO 東京都労働安全衛生センター 外山尚記さん
発癌物質を撒き散らしているということですよね。いちばんは解体作業者ですけれども、それ以外にも住民の方の発癌リスクが上がってゆく。
アスベスト対策に最大二倍のコストがかかるため、業者は対策をやらずに解体作業を行っている。
東京工業大学総合理工学研究科 村山武彦教授
監視する仕組みをもっと強化しなければいけないと思います。国によってはイギリスあるいはオーストラリアのように監視をするための特別Gメンのような仕組みを制度化している所があります。そういった仕組みが出来ていけば、よりよくなると思いますけれども、今のところは工事中は本当に業者任せということで、ある意味ばれなければ良いというような仕組みになってしまっている。
中皮腫、じん肺、アスベストセンター所長 名取雄司さん
実はすでに病気になったり、亡くなられた方が非常に多くて、厚生労働省の統計でも100人くらいの方が、吹き付けのある建物で中皮腫や肺がんになって亡くなっている。普通に暮らしているだけでこれだけの人が病気になっている。改築、解体もなしに起っている。
ネットのコメント
熱に強い材質として、一時代を築いたアスベスト。発ガン性物質として規制を掛けて、とっくに問題解決したと思っていました。しかし今回は、住宅の壁材として使用しているために、解体の際に被害が発生しています。すっかり忘れていた、アスベストの名称を久々に聞きました。解体コストや、監視する人材等、色々課題や問題が山積みです。しかし、早急に対策を実施しないと、過去のアスベスト被害の二の舞になりかねません。
引用終了
前回の記事でも書きましたが、北朝鮮のミサイルに一喜一憂するのも結構ですが、足元で起こっているアスベストの飛散の問題を現場任せにしては、またしても中皮腫などになる国民が増える一方です。
強いリーダーシップを発揮してほしいと思います。
さもなくば、また国民の被害が増えるだけです。


