シンガポールは多民族国家として有名な国の一つである。国民の77%が中華系、14%がマレー系、8%がインド系、その他が1%と複数の民族で構成されている。
それにより食文化も多種多様であり、24時間営業の店もあるため、旅行者にとっては観光だけでなく食も楽しめる国だ。
シンガポールで絶対に食べて欲しいのは、ホッケンミーと呼ばれる海鮮焼きそばだ。
海鮮の出汁が非常によく出ており、汁がとろっとしている。
麺も柔らかく、味がよく染みていて美味しい。
島国の料理らしく、大きく新鮮な海老を使っている店が多い印象だ。
シンガポール風は全体が白いが、インドネシア風はオイスターソースが多く使われているのか、色が黒っぽく濃いのが特徴である。
シンガポール風
チャンスがあれば、両方試してみてほしい。
有名な店は「南星福建炒虾面」市街からは離れているが、行く価値あり。
もう一つ有名なのが海南鶏飯(ハイナンチキンライス)である。
日本でも専門店があるくらい、馴染みの料理ではないだろうか。
鶏肉を茹でてとったスープで調理したご飯の上に、鶏肉のぶつ切りが添えられ、多くの場合、上記のスープと共に出される。鶏肉の旨味がご飯に染み渡り、あっさりとした上品ながらもしっかりした味付けである。
日本では茹でた鶏肉が使われるのが一般的だが、シンガポールでは焼いた鶏肉を使う店も
あった。
また付属のソースがいくつかある場合が多い。
オイスターソースがベースのブラックソース、刻み生姜におろしにんにくが混ざったジンジャーソース、そしてチリソースなど、味変も楽しめる1品だ。
特にオススメの店はマックスウェルフードセンター内にある「天天海南鶏飯」時間帯によっては大行列ができているようなので要注意。
ラクサはココナッツミルクをベースにターメリックなどの香辛料が効いたスープに米麺を使った麺料理である。
筆者はココナッツミルクベースと聞いてまろやかな味を想像していたが、これがミスであった。香辛料が効きまくっており、一口食べた途端にむせ返った。涙を流しながらなんとか食べ終えたが、しばらく口の周りがヒリヒリと痛く、お腹の調子も徐々に悪くなっていった。辛いもの好きの方はご賞味あれ。
オーチャード駅隣接のデパートION(アイオン)地下4階のフードコート内にある「イーストコーストラグーン」は現地でも人気が高いようだ。
個人的に好きだったのが、イスラム風お好み焼きのムルタバ。
ロティ・プラタと呼ばれるパイ生地のようなものに挽肉と玉葱を挟み込んで焼き上げたもの。カレーソースとトマトソースをつけるのだが、オススメは断然カレーソースである。
筆者が訪れたのはアラブストリートにある人気店「Singapore Zam Zam」
かなり待たされ、食器の扱いなども雑な印象ではあったが、味は美味しかったのでまた行きたいと思う。
最後はリトルインディアの屋台で食べたバターチキンカレーである。
チキンは柔らかく、中までしっかりと味がついていた。
日本のバターチキンカレーは甘いのが特徴的だが、リトルインディアのものは甘さの中にもピリッとスパイスが効いていて、後を引くおいしさであった。
一緒に注文したチーズナンもアツアツとろりで美味であった。
以上5品紹介させてもらったが、他にもチリクラブ、バクテー、フィッシュヘッドカレーなど、まだまだ沢山の料理がシンガポールにはある。
シンガポールへ旅行をする際はぜひこの多彩な食文化を楽しんでもらいたい。






