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なつみとみかん

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臨床犯罪学者火村英生の推理、みてる方いますか?

中学生のときから追いかけていたファンとしては、もう嵐でした!!
火村先生はさ!ちがうんだよーー!
あんなボソボソ喋らないし、推理力をひけらかさないし、なによりあんなイカれた人じゃない(;_;)

悲しい・・・

なんというか、もっと丁寧に扱ってほしかったな。
有栖川有栖先生の世界を。


ドラマと並行して、やっと新刊の鍵のかかった男を読み終わりました。
感じたこと。
やはり本はよい!!!
ドラマがより安っぽく感じてしまいました笑
有栖川先生の細やかな感情が伝わる本でした。

火村シリーズは最近、ちょっとエネルギー不足?と思っていたけど・・・今回は新しいミステリを見せてもらえたと思う。
単純にだれかが死んで犯人探しをするわけではなく、一人の老人の人生を解き明かすことで物語が進み、収束していく。
正直、謎解きの鮮やかさは初期のほうが好みだけれど・・・色々な話を書き、火村・アリスペアも深みを増した今だからこそ書けた話なのかな、と。

そして、20年追いかけて、きっちり20年歳をとった自分だから受け止められたのかな、なんて思ったりして。

20年。おおきいな。

ライフステージもかわり、守るべきものができて、自分もかわった。
火村先生は、相変わらずかっこいいけど♡
なんてったって、20年恋してますからね!

なんだか、ミステリなんだけどミステリ以上の読後感を味わえた良作でした。
また明日から、2回目読もう!


これからも、ちょいちょい好きなもの、記録していこうと思います。
記録記録!!