来年で30歳になる、息子よ
あなたが我が家から独立したのは、大学に入学したのと同時でしたね
あれから、かれこれ10年の月日が過ぎて行きました
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母さんは女ばかりの姉妹で育ったので、男の子の育て方が、まるで
わかりませんでした。でも、その反面、初めての男の子が授かり、とてもとても可愛いくて仕方がありませんでしたよ。上は女の子、あなたは長男、あなたがヨチヨチ歩き出すと、すぐにお兄ちゃんになってしまいました。小さい頃の貴方達を思い出すと今でもとてもしあわせな気持ちに満たされます
上の姉とは2歳違い、下の弟とは 年子
大きくなると男の子の反抗期に遭遇
母さんは 少し悲しくなりました
進学にあたっても、三人共に同じように教育を受けさせてあげるには家から通える所という条件でしたが、その頃の貴方は、もう口も聞いてくれませんでした。
そんなことは、誰にでもある通過点、母さんにもありました。
だけど・・・だけど・・・だけど・・・
もうすぐ30歳
乗り越えなければなりません
親を追い越し親より大きく成長しなければ、多分 親とはそうゆう存在
親は子供の踏み台であり、反面教師なのです
もうそろそろ、みんなで笑いながら美味しいお酒が飲みたいものです
あなたの家族時計は10年前、家から通える大学を、大学寮に入ったあの時間で止まっているようですね
母さんも父さんも、だいぶ年を取りました
貴方の心のわだかまりは自分自身で解かなければなりません
母さんも父さんも
あなたが生れてきた時と同じように、あなたのことを愛しています
あなたも、あなた自身を愛してくれることが
母さんと父さんの願いです
この世界の中に
貴方はあなた一人きりです
精一杯 自分自身を愛してください
それが、母さんと父さんの幸せです
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マガタマノ
アメノミナカヌシ
タカミムスヒ
カミムスヒ
ミスマルノタマ カタカムナ第七首
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最後までお付き合い頂きありがとうございます

