120年ぶりの民法改正があったという話はニュースや新聞などで見たり聞いたことがある人が多いと思いますが、それは財産法の中の債権法の改正のお話(一部に民法総則の改正の話も含まれますが)。
それ以外にも、40年ぶりの相続法改正がありました。相続の話なので、こっちの改正の方が日常生活にも影響を及ぼすことが多いと思います。
配偶者居住権という新しい権利が認められたり、遺留分のところで大きな改正がありました。まだまだ解説書は少ないですが、条文を引用して、債権法の改正のみならず、相続法改正もフォローしてパワーアップした『民法改正がわかった』が手元にあると、大学で使う教科書だったり、資格のスクールのテキストの理解が進むのでオススメです☆
相続法改正だけを知りたいなら、『図解でわかる 改正相続法入門』がありだとは思いますが、“入門”と言ってもそもそも民法の基礎知識がない人には内容がスカスカすぎて逆にわからないと思います。家族法を一通り勉強したことがある人が、短時間で概略をザッとつかむにはベストな一冊だと思います。
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内容の正確性を求めるなら、立案担当者が書いた下記の二冊しかありません。
概説 改正相続法―平成30年民法等改正、遺言書保管法制定― 3,024円 Amazon |
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他に個人的に読みたいのは、『Before/After相続法改正』と潮見先生の本📕