商行為の分野は手薄になりがちだし、
基本書も条文を羅列しただけだったりして
なかなかイメージがわきにくいですよね。

そんなときはケースで学んじゃいましょう。
今回は交互計算を取り上げてみます♪

《三鷹の森ジブリ美術館でデートした後、
早稲田大学の高橋則夫先生の授業に出席するために、
JR三鷹駅から中野駅経由で東京メトロの早稲田駅へ行きました。》

「Suica」や「パスネット」のように、複数の電鉄会社の乗車券
として利用できる共通乗車カードが発行されている場合、
カードを販売した電鉄会社とカードが利用された電鉄会社の間で、
カード利用にかかる運賃の決済はどのように行われているのでしょうか?

JRと東京メトロの間のような継続的取引について
いちいち互いに債務を相殺するのは面倒ですよね(+_+)

このようなとき、一定の期間を定めて後でまとめて相殺する制度が交互計算です☆

「スルッとKansai」や「ICOCA」などでイメージを頭に浮かべて、
交互計算は民法の相殺規定を商法化したものとおさえてから、
商法の条文を読めば理解しやすくなると思います(^o^)