前人未踏のツール・ド・フランス7連覇を達成し、プロロード選手として引退したランス・アームストロングが、トライアスリートとして本格的にレース界に復帰することを発表した。これに伴い、現役時代より長年、彼のスポンサーであったトレックは、世界最速のタイムトライアルバイクである「スピードコンセプト9.9」を提供し、彼のレースサポートを行っていく。
今回の復帰の主な目的は、アメリカやヨーロッパにて、トライアスロンの最高峰であるアイアンマンレースに参戦することで、世界中で2千8百万人をも数える癌患者へ応援メッセージを送り、また世界中の人々に癌への関心を高めてもらうことである。
- トレック・パフォーマンスブランドディレクター/ニック・ハウ氏のコメント:
「ランスがトライアスロン復帰を決めたのは、世界中で癌への関心を高めるためであり、それは我々も誇りを持って協力できることだ。現在、多くの国で健康に対する関心が高まり、トライアスロン人口も増加している。レース界への復帰が、彼のメッセージを少しでも多くの人に伝える有効な手段となることは確実だ。ツールを7度制した彼が新たなチャレンジに挑むことは、ファンでなくても注目したいはずだ。我々はバイクを通じて、彼をサポートできることを嬉しく思っている。」
ランスは2月12日にパナマで開催される「アイアンマン 70.3 パナマ」で初戦を飾る。その後は、ニースやテキサスでのレースに参戦し、9月にはハワイ・コナで開催されるアイアンマン世界選手権にも出場する予定だ。彼の今後の活躍に期待したい。
- ランス・アームストロングとは
ツール・ド・フランス7連覇という偉業を達成した元プロサイクリスト。自身がプロ生活中に癌を乗り越えた経験から、癌患者をサポートするためにランス・アームストロング財団を設立。ジュニア時代には、プロトライアスリートとしても活躍。2011年1月にプロサイクリストとして引退し、同年のオフロードのトライアスロンであるエクステラ全米選手権では5位に入賞。


