=最初に=
こちらのブログでは、出生前診断にあたり命の選択、中期中絶等の表現がございます。
不快に思われる方は閲覧はお控えくださいますよう、お願いいたします。
NIPT陽性判定 → 翌日かかりつけの産婦人科へ → 羊水検査を受けるため、NIPT提携先の総合病院へ ←今ここ
「ご主人とお子様も同席されますか?」と聞かれたけれど、なんとなく夫と子供を待合室に残し、診察室へは一人で入った。
優しそうな男性の先生
NIPTを受けて陽性だった経緯、今後のこと等を私から一通り説明し、まずはエコー。
今までにないくらい、とても丁寧に診てくれた
もう陽性だった時点で私は諦める覚悟だったけれど、そんなの関係なく、同じひとつの命として対等に診てくれている気がして、嬉しかった。
そして、何より当事者の私が既に諦めているなんて、申し訳ない&恥ずかしい気持ちだった。
恐らく21トリソミーの特徴を探しているのだろう。。。
21トリソミーの子は40~50%の確率で心疾患を患っている可能性があるため、心拍や心臓の血流等初めてみるエコー画像や波グラフ(?)のようなものを何度も丁寧に確認。異常は見受けられず。
首の浮腫みは当初から全くなかったけど、念のため確認。やはり見受けられず。
産婦人科診療ガイドラインによると、胎児の首のむくみ(NT)は、妊娠11週0週~13週6日での測定、とのこと。
私の場合はこの間全く異常なし。
あとは身体的特徴として大腿骨の長さとか頭の大きさとかを測ったけれども、正常範囲。
私 「あと、鼻の骨の有無でも判断できると聞いたのですが、、、」
先生 「うーん、だからと言って見えないからそうとも言えないんだけど。念のため見てみましょうか」
ところが赤ちゃんの向きが悪くなかなかお鼻を見せてくれない。
先生 「あ、今!あーダメか。もう一度、こっち向いて~」を何度も繰り返し、確定的診断とも言えない鼻の骨をひたすら時間をかけて探してくれた
先生 「うーん、今日は向きが悪いから見れないね。ごめんね。」
まあ、私も子供(遺伝?)も鼻が低いので、きっと低いに違いないだろうけどね
エコーからは全く21トリソミーの特徴は見受けられなかった。
そして丁寧なエコーが終わったあと、羊水検査の説明、入院についての同意書を受け取る。
私 「もし羊水検査も陽性だったら一刻も早く手術したいので、出来たら年明け早々の1月4日でお願いしたいのですが…(汗)」
先生 「検査できる先生が来てるかどうかな~確認してくるね」
先生 「大丈夫、4日で出来るよ」
やったー、なぜかこういうのだけは運がいい
それにしても、諦めるの前提で話を進めていくなんて、なんて残酷なんだろう、私は。
でも、冷静に考えて陽性の確率のほうが高いし、そうだった場合悲しくて耐えられないから、今のうちに淡々と進めきゃ。
そう考えていた。