血糖値を下げる食べ物一覧表
糖尿病の人はもとより、糖尿病予備軍も日本人には多くいる。
もはや国民病とも言えるが、
改善するにも予防するにも食生活を見直す必要だ。
そこで血糖値を下げる食べ物一覧を紹介するが、
根本的に病気を治療するものではないので気を付けて欲しい。
代表的な食べ物は以下の物
玉ねぎ・オクラ・五穀米・アロエ・バナナ、そのほかお酢・
酒粕・山芋・キャベツ・こんにゃく・豆腐など。
玉ねぎはミネラル豊富で血糖値の上昇を抑制
血糖値が高い人に共通しているものに、
ミネラルが不足していることが挙げられるのはご存知だろうか。
ミネラル成分は主に野菜に多く含まれており、
インスリンの糖代謝作用を補助する役目を果たしている。
つまりミネラルを積極的に摂取すれば血糖値の上昇を抑制するほか、
高血糖値を改善するためのサポートが期待できる。
玉ねぎには特に多くのミネラルが含まれており、
血糖値が高めの人には最適の食べ物。
お手軽に調理できるので、
1日に4分の1~2分の1個を食べれば十分なミネラルが摂取できる。
調理法が多いので飽きることなく、
生でも食べれる便利な野菜だが、水にさらすと栄養分が外に溶け出してしまうので
注意しなくてはならない
オクラの食物繊維で糖分を包み込む
オクラの特徴である粘り気はムチン・ペクチンなどの食物繊維で、
血糖値を下げる効果だけでなく
腸内で糖分を包み込む働きがある。
つまり、糖分を吸収させないわけだから
食後の血糖値も上昇することがないのでポイントは高い。
またマグネシウム・亜鉛などのミネラルが含まれているので、
インスリンの働きを良くできる。
五穀米はミネラル・ビタミン豊富でインスリンの代謝をサポート
玄米・麦・アワ・ヒエ・キビ・黒米の五穀米はミネラル・ビタミンを豊富に含み、
日本人の主食である白米とは違って歯ごたえを持っている。
良く噛むようになるのでほどよく満腹中枢を刺激し、
食べ過ぎによる肥満を抑制できるのが特徴
胃腸の消化作用を手助けし、
インスリンの代謝をサポートすることによって血糖値の上昇を抑えることが可能。
アロエはインスリンの分泌促進
アロエにはアルポランと呼ばれる多糖類が含まれており、
インスリンの分泌を促進して血糖値を下げる効果を持っている。
自宅で育てられるが、食べ難くて調理し難いのがやや難点と言えるだろう。
薄く切ってヨーグルトと混ぜ合わせると食べ易くなるため、
食後のデザートとして摂取すると効果的だ。
バナナのカリウムは血糖値を下げる作用
バナナには食物繊維・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれている。
その中でもカリウムには血糖値を下げる作用を持っており、
甘みもあるため食事制限をしている人にとっては貴重な食べ物。
しかし食べ過ぎるとカロリーオーバーになってしまうので、
1日1本までが妥当なところだ。