大相撲初場所11日目(22日、両国国技館)
横綱白鵬は上手投げで関脇琴欧洲を下し、11連勝。
琴欧洲は5敗目で大関昇進へ一つも負けられなくなった。
大関鶴竜は平幕豪風を突き出しで退け、1敗を守った。
大関稀勢の里は、押し出しで関脇豪栄道を下し、7勝目。
出場試合記録を1732回に伸ばし歴代単独3位となった
平幕旭天鵬は、きめ出しで小結栃煌山を退け5勝目。
かど番脱出を図る大関琴奨菊は、平幕松鳳山を寄り切り7勝目を挙げた。
平幕遠藤は頭からぶつかると、すぐに右の上手を取り、
左四つガップリから上手投げで平幕臥牙丸を転がし2敗を守った。
鶴竜は力強い左の突きを繰り出し、豪風を土俵際に追い込むと突き出しで
退け10勝目を挙げた。
全勝の白鵬に続き1敗を守った鶴竜は、
「満点の相撲。横綱白鵬にしっかりついていきたい」と
大関昇進後11場所目での初の優勝争いに気合を入れなおしていた。